ReplanデザイナーのKenです。
今から5年前の昨日、この編集部ログで「メガネには目が無ぇもんで・・・」
という投稿をしました。
この5年間あまり視力の変化もなく、あれ以来メガネが増えたり減ったりもない
平安な日々を送っていたのですが・・・。
ついに来てしまいました、老眼です。
仕事柄、手元の原稿と、その少し先にあるモニターを交互に視るという動作が
多いわけですが、どうにも四十路になってから手元の原稿が読めなくなってき
て日々の仕事に難儀していました。
でもやっぱり老眼鏡や遠近両用メガネを導入するのは「自分がジジィであるこ
とを認める」のと同義な気がして一歩踏み出せず。
なのでしばらくは今までのメガネで騙し騙しやってきましたが、どうにも肩コ
リと頭痛がひどくなってきた。
もうガマンができなくなって眼科センセーと認定眼鏡士センセーに相談すると、
「Kenさん、老眼って『老』って字が入ってるから恥ずかしがる人が多いけど、
年をとってから顕著化するケースが多いってだけで実は15歳くらいからみんな
平等に始まってるんです」「最近スマホなんかが流行ってきたから20代や30代
で自覚する人も増えてきて『若年老眼』なんて矛盾した言葉も生まれてるんで
すよ、はっはっは」などと、ものすごく親身に慰めてくれるので…買っちゃい
ました、遠近両用メガネ。
すごいですね、コレ。世界が変わります。
原稿とモニターの視線の行き来もシームレス、自分の指紋なんて何年ぶりに見た
だろうか。
今までは指にトゲが刺さっても、近いとボヤけて見えないし、遠ざけるとトゲが
見えないしで困っていたのに、今では抜き放題!肩コリも頭痛も軽減されていい
ことずくめなんですが…。
ひとつだけ不便なことがありました。遠近両用のレンズは、上半分で遠い所・
下半分で近い所を視るようにできているので、映画を見ているときは下半分が
ボケるんですね。
だから字幕の映画を見る時、役者の顔を見ていると字幕がボケる。
字幕にピントが合うように顔を下に向けると役者の顔がメガネの外側に来る。
なので映画の間、ずっと顔を細かく上下上下と動かさないといけないんです。
うーん、映画のためだけにもう一本メガネを作る予算は、もうないぞ?
Posted on 7月 27th, 2015 by スタッフreplan
Filed under: メルマガコラム
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