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雲海を夢見て

編集ysです。
みなさん「雲海」ってご存じですか? 飛行機からはよく目にする景色ですが「もっと迫力のある雲海を娘に見せたい!」と、9月に開催された、あるイベントに参加しました。2日間さまざまな雲の勉強をし、運が良ければ雲海を間近で見られるのです。

札幌から約3時間バスに揺られ、目的地のアルファリゾート・トマムへ。ここには有名な水の教会(設計:安藤忠雄)を見に来たり、仕事では近くを通ったりはしていますが、実際に宿泊するのは初めて。さっそく雲について学ぶカリキュラムがスタートし、北海道大学の中村先生(雲先生)を中心に学生さんたちが一生懸命説明してくれます。資料をたくさん用意して子どもにもわかりやすく説明してくれる姿はなんだか初々しくて、見ているだけの私もほほえましい気持ちになりました。おっと、雲の勉強、雲の勉強。

翌朝はいよいよ雲海を見るため、3時起床。山の上はかなり冷え込むと聞いていたため、真冬なみの装備にカイロを何個も持ち、いざロープウェイに乗り込みます。山頂は、想像をはるかに越える寒さで、なんと0.2℃! 北海道とはいえまだ9月。ありえない寒さです。誰より寒さに弱い私は一瞬参加を後悔したほど…。さすがの子どもたちも寒そうでした。テラスでいただいた温かいココアが美味しくて、美味しくて。

結果、残念ながら雲海は出ず雲中でしたが、雲先生曰く「今日はなんと、台風の雲の中にいるんですよ! とっても珍しいです。みんな学校で自慢できます!! いいですね〜」と。雲先生の雲好きが伝わるほど嬉しそうに話してくれました。そう聞くと、ただの雲(失礼!)もありがたい気がして、雲の切れ間から見えた朝日も、より幻想的に見えてくるから不思議。さすが雲先生。

楽しかった2日間はあっという間に過ぎ、イベントは無事終了。親子共々とても楽しませていただきました。娘も「あれは高層雲?」など、少し雲に興味を持った様子。来年の夏、今度こそは雲海を見にリベンジしたいと思います!

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