WEB事業部のTです。
世界五分前仮説という思考実験があるが、
goo.gl/Ddjqao
これと同様、魅力的な思考実験に、シミュレーション・アーギュメントというものがある。
シミュレーション・アーギュメントは、
シミュレーション・アーギュメントとオメガポイントについて
http://transact.seesaa.net/article/24590167.html
において、
「シミュレーション・アーギュメントという論が前世紀末からある。
これは、我々が現実世界ではなく、虚構世界に生きている確率を論じるものである。」と
概要が述べられ、以下に詳細が書かれている。
私の理解したところによれば、要するに、
『科学の発展により、やがてコンピュータにより人間の意識を
シミュレーションできるようになる。
シミュレーションにより生成された意識は、実際の人間の意識よりはるかに多い数になる。
とすれば、ある意識が、シミュレーションにより生成された意識である確率は限りなく1に近い。
すなわち、今の自分の意識は、シミュレーションにより生成された意識であり、
自分は現実世界ではなく、虚構世界に生きている可能性が非常に高い。』
というものである。
今の我々の生きている世界では、コンピュータと人間とでチェスなどをさせ、
「コンピュータは人間を凌駕できるか」とかやっているわけだが、実はとっくの昔に凌駕
しているというショッキングな内容。
もしも自分が現実ではなく、シミュレーション上の存在だとわかれば最初は非常に衝撃を
受けるが、よくよく考えると結局生き方は変わらないという結論に至った。
Posted on 8月 29th, 2016 by スタッフreplan
Filed under: メルマガコラム
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