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函館見晴公園(香雪園)

リプラン古株Mです。
4月頭に、恒例の夫婦日帰り弾丸ツアーで函館観光。
谷地頭温泉が一番の目的で、その後は予定なく、観光ミシュランの星付きで
まだ見ていない見晴公園(香雪園)へ。

まったく情報なく期待なく行ってしまったのですが、函館市の豪商・岩船峯次郎が
明治31年(1898年)から親子3代にわたり私財を投じて造成した別荘と庭園。
平成13年に文化財保護法に基づく「名勝」の指定を受け、
「旧岩船氏庭園(香雪園)」の名で北海道唯一の国指定文化財庭園となったそうで
明治の煉瓦造温室や茶室など点在する建物も興味深く、公園事務所の女性が園内を
ガイドしてくださり、各建物内部も詳細に見学でき、興味深いお話も堪能でき、
ゆっくりと最高に楽しめました。

世界的に有名な紅葉の時期ではありませんでしたが
「今はマンサクの花が満開でブログで見て来てくださった方もいます」
http://hakokosya.exblog.jp/(函館市住宅都市施設公社 スタッフブログ)
ということで、マンサクの木も見学。
マンサクの花は「えっ?」と思うほどの地味さで、豊年満作が名前の由来とは感じら
れませんでしたが、花が地味ーーーーなほうが実としての充実が増すということで
しょうか。

ガイドさんの話では、岩船峯次郎の一代目から三代目しか表には出ていないが、
実は一代目の娘が、新潟県から夫にあいそをつかして一族を率いて函館へ来て、
大阪商人にその商才を買われ呉服商で成功してゆく、というお話が潜んでいるらしい
とのこと。びっくりポンな話だと思います。誰か朝ドラに書いてくれないかしら。

写真は、3代目峯次郎がいわれを彫った記念碑を建てようとしたものの途中で他界
してしまったため台座のみが残されたというもの。
いわれが彫られていたら、岩船の娘さんのドラマができていたかもしれません。

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