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パンをもとめて

こんにちは。営業部のAOです。
私はわりと、週末ごとに車ででかけることが多いのですが、最近気になるの
は、札幌市内または札幌から日帰りで行くことのできるパン屋さんの人気ぶ
りです。

お店のほとんどないような住宅街や、分かりにくい道路脇にぽつりとあるお
店でも、週末には開店と同時にお客さんがつめかけ、人気の商品はあっとい
う間に売り切れ。「売り切れるらしい」という話が広まるからまた人が押し
寄せる。というお店が1店舗だけではなく、あちこちに存在するのです。

その代表格が真狩にある”ブーランジェリージン”。オーベルジュであるマ
ッカリーナにパンを卸していることでも有名なお店ですが、ニセコ・真狩へ
のドライブコースではかなりの人気店です。

開店1年を過ぎてここのところ人気が高まっているのが、洞爺湖町にある
“ラムヤート”。地元出身のオーナーがはじめたドイツ系のパンのお店です
が、洞爺・水の駅の目の前という立地もあり、洞爺湖に遊びに来た人が気軽
に立ち寄れ、地元の人も多く訪れているようです。

そもそもどうしてパン屋さんが人気なのか? それはもしかすると、この不
況時代の新しいレジャーの形なのではないかと私は考えています。

不況で家計状況が厳しい→宿泊を伴う旅行へはなかなか行けない→日帰り
ドライブなら? →北海道は自然環境が豊かな分、レジャー施設が少ない→
ドライブの目的として「何かを食べに行く」「その場所ならではのものが
買える」ことに価値が見いだされる→その場所ならではのおいしいパン=
農産物やもともとの名産品よりも特別感がある+ちょっとおしゃれ→「パ
ンをわざわざ買いに行く」ことにイベント性が生まれる→さらに「なかな
か買えない」ことでプレミア感がつく→パン屋さんが流行る!

ということなのかなあ、と、エセマーケティング的な考察をする私。

なにはともあれ、ドライブ途中で出会う焼きたてのパンは、それだけで心
ときめく存在。今週末あたり「パンを求める旅」いかがですか?

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