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アナログとデジタル

ネットワーク課のTです。
弊社社屋リプランOfficeの2Fは、オープンスペースとして建築家セミナー
&相談会を定期的に行っておりますが、その他工務店さんの展示会なども
不定期に行っております。
 
昨年の10月には水彩画家のたかたのりこさんの作品展を行いました。
アートグラフという私には耳慣れない技法の版画の展示も行われていました。
話を聞いてみると、インクジェットプリンタを使用して顔料を射出して作成
するとのことで、オリジナルよりも経年変化にも強いとのこと。
色合いも質感もオリジナルを正確に再現できているようで、見た目は水彩画
そのものでした。

ビデオのダビングのようなアナログコピーだと必ず劣化が伴い、オリジナル
に比べコピーは劣悪でした。デジタルデータのコピーだと、オリジナルとコ
ピーが、同一になるので、品質も同じです。
それがアナログ作品をデジタル技術を利用してコピーすることにより、オリ
ジナルよりも高品質のものができる時代になったのです。

音楽も聴くときにはアナログですが、CDなどデータ自体はデジタル化されて
います。アナログとデジタルというと対立概念のような気がしていましたが、
今は、見てくれはアナログに見えるのに、実は中身は知らないうちにデジタ
ルにどんどん置き換えられてしまっているようです。

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