本文へジャンプ

桜の樹の下で

仙台事務所のSです。
先日、桜が開花しました。
日中の暖かさも手伝ってか、あっという間に満開に。
大勢の花見客が桜の名所を訪れ、花見で一杯!を楽しんでいるようです。

「桜の樹の下には屍体(したい)が埋まっている」と言ったのは、
梶井基次郎でしたか。。。
桜の樹を見るたびにこの一文を思い出し、なにやら薄ら寒い思いをするのですが、
息をするのも忘れてしまうあの圧倒的な美しさを前にすると、ひょっとしたらそうかも
しれないなぁ、なんて思ってしまうから不思議です。この世のものとは思えない美しさが、現実界と異界の境を曖昧にし、どこか非日常的な光景を私たちに見せているのでしょうね。

なんてことを考えながら、花粉症でやられている私は週末、家で静かに過ごしました。
今週末には散ってしまうのでしょうか。。。
散る前に一度くらいは桜を見ておきたいなぁ。もちろん、ビールと焼きそば付きで!
と、妄想花見を自分の中で企画しています。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」