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「唯の石?」と思われるでしょうが、この石、「札幌軟石」と言われる札幌原産の石です。古くは明治中期から大正時代にかけて、耐火性・耐久性に優れた建築資材として使われました。コンクリートブロックの普及により建築用途には使われなくなりましたが、カフェなどに利用されている古い建物や歴史的建造物で現存しています。当時、何社もあった札幌軟石の採掘業者も現在では1社を残すのみ。しかし、この軟石はいまも現役で使われているのです。

写真の札幌軟石は、札幌市内のお宅のお庭のもの。この軟石のおかげで、お庭のちょっとしたアクセントになったり、いろいろ悩んだ末のメンテナンスの秘策(?)となったとのことです。

雑草の処理に、害虫対策、庭木の植え込み、剪定と、お庭のメンテナンスにはけっこう労力がかかりますよね。
次号(81号/6月28日(土)発売)では、なるべく手がかからないように、自分のペースで庭を楽しめるローメンテナンスのお庭の事例をご紹介します。
ローメンテナンスの庭をつくるためのポイントなど、お庭づくりのプロからお話をお聞きする予定です。
どうぞ、ご期待ください。

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