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冬の山頂

北海道の中に有りながら海外感を味わえる、そんなニセコへ初めて行ったのが3年前。
以来、毎年ニセコへ。ニセコの雰囲気が好きでついつい行ってしまいます。

いつもは風が強いニセコですが、今回は風がほとんどなく、しかも天気もいい。
「これは!」と思い、頂上付近のリフトまで。
頂上付近までくると、スキー・スノボを担いで登る方々がちらほら。
3年目にして初めてニセコアンヌプリ登頂への挑戦が許されます。

山頂への道は、ほぼ一本道。踏み固められた足跡が階段のように山頂へと続いています。
登りはじめて数分後、天候が急に変わってきました。
風も出てきて、視界は数十メートル、腰にもかなり疲労がたまってきます。
「ひと休みするか…」しかしそこは一本道。
負けられない戦いがそこにはあるんです。
周りは、外国人が6〜7割、僕は、外国人に挟まれていました。
日本代表として、途中で挫折するわけにはいきません。
厳しい時間が続きます。
すると前の外国人がなにか言っています。英語を“勉強中”の僕はジェスチャーで理解します。
「先に行って〜」
僕は「Thank you」ではなくこう答えます。
「よけてくれてありがとう」
やりました、勝手に日本代表として勝ちました。
しかし、相手の方はお腹ぽっこりのお父さん? とは思わないようにしています。

Web担当 TK

※山頂までの道のり動画があったので掲載!(僕のではありません)↓
“http://www.youtube.com/watch?v=S0fYKuC5mdU

niseko

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