本文へジャンプ

わが家の顔

こんにちは。東北営業部のFです。
気がつけば1月ももう終盤、あっという間ですね。
今年は久しぶりに実家でお正月を過ごすことができ、
家族で過ごす時間の大切さを噛みしめました。

お正月といえば、年始のブログでお正月飾りの話がありましたが、
わが家でも手作りのお正月飾りを飾ります。

FullSizeRender

こちらは「押絵」という布でできた羽子板です。
ご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
ちりめん布で作り上げられた絵画のようなものなのですが、
原画をトレースし、それに合わせて厚紙を各パーツ毎に切り、
ピンセットを使って厚紙の上に乗せた綿を布で綿を包み・・・と
本当に細かい作業の連続なのです。

最近は「大人の塗り絵」なる誰でも簡単に始められる
趣味が流行していますよね。
同じように軽い気持ちでこの押絵作りを始めた祖母。
始めた頃はまだ60代でしたが、今ではこの道20年、
84歳の年女でございます。

お正月以外にも季節に合わせて作品を作っています。
私が帰省するたび実家の玄関で出迎えていくれる祖母の作品に
いつも心がほっと落ち着きます。
年々作業のペースは落ちてきているので少し寂しくも感じますが、
年の瀬にはご近所に翌年の干支の絵馬を作って配り、
大量に買い集めたちりめん布を眺めながら
「こんなにたくさん残っているから、まだまだ頑張らなくちゃね!」
と張り切る祖母の姿が、私の元気の源です。

よく玄関は家の顔とも例えられます。
ステンドグラスが埋め込まれた玄関を開けた瞬間に見える祖母の作品。
二つが織りなす和洋折衷具合がなんとも落ち着くわが家の顔です。

コメントを投稿

「※誹謗中傷や、悪意のある書き込み、営利目的などのコメントを防ぐために、投稿された全てのコメントは一時的に保留されますのでご了承ください。」