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アツアツの天ぷら熱視線

お久しぶりです。デザイナーのkenです。
皆さん年末の忙しさに負けたりしていませんか? 私はまだなんとか踏ん張っています。
本誌年末号や別冊の進行が重なって、体感的には9月くらいから年末進行に突入していた感じでしたが、忙しい中に楽しみがあるとモチベーションも上がります。
私のモチベーションアップはなんといっても「おいしいもの」。撮影で遠方へ行くと、その土地々々の安くて美味しいものが色々あります。
オホーツク方面への取材撮影の道中、網走の呼人にある有名なお蕎麦屋さん「しば乃家」さんで昼食を取ることになりました。
私は初めてのお店でしたが、一緒に移動しているスタッフもみんな口をそろえて、やれ有名店だ、やれおいしい店だとテンション高めだったのでこっちも気分が盛り上がります。
お店で発見したのは通常のお品書きとは別紙で「期間限定・おすすめ」の文字が踊る「しらうお天ざる」。カメラマンいわく「こないだも食べたけど絶品だった」とのことで迷うこと無く注文しました。
果たして私の前に運ばれた「しらうお天ざる」がこちら!

しらうお天ざる

たしかに美味しゅうございました。ただ、ただ、なーんか視線を感じるんです。誰かがこちらを見つめているような。なんかやだなー、なんかやだなー(稲川淳二氏の声で)と思いながら食べ進めていると、視線の主が判明。こいつです。

shirauo02

「ぼくのこと、食べちゃうの?」とでも言いたげなその悲しくもかわいらしい視線に負けそうになりながらも、ひっくり返して食べちゃいました。
子供の頃に「目が合うから煮干しの味噌汁はキライ」と言っていた友人をバカにしていましたが、ちょっと気持ちがわかった気がする2015年秋の出来事でした。

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