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涙の卒所式(学童のお話です。ちょっと長いので興味と時間のある方へ)

 リプランのMです。
 昨日、我が子の学童の卒所式でした。6年前、保育園を卒園する時に「小学
 生になっても、たくましく生きる力と優しさを育むという保育理念を続けた
 い」と、親が集まって、無謀にも学童保育を立ち上げました。色んなことが
 あって何度も潰れそうになったりしながらも、第一期の6年生が昨日卒所式
 を迎えました。
 
 卒所の証書は指導員が一人一人のエピソードを盛り込んで読み上げるので、
 読む方も親も最初から涙、涙。そんな中、我が息子は「新しい遊びを発明し
 たりお笑いで人気者の○○君。ひどく叱られた時、陰で泣いているのかと思
 ったら、上半身裸になって反省の踊りをおどっていたね」と大笑い。こんな
 子も認めてくれる懐の深い学童でした。
 
 高学年になると学童をやめる子が多く、市からの助成金も高学年には出ませ
 ん。でも、私達は、昔のように異なる年齢の子供達が一緒に遊ぶ環境を実現
 できる学童にしたかった。高学年になったらリーダーとして低学年の面倒を
 みる。バザーや空き缶集めで子供がお金を稼いで、お泊り会の花火や6年生
 になったら卒所旅行をする。そうして貯めた資金で、今年6年生は沖縄に行
 きました。また、毎年生徒が集まるような、うちの学童ならではの特徴が欲
 しい、と思っていた矢先、沖縄出身の指導員が入って、エイサーを本格的に
 踊れる学童になりました。卒所式のあとの5年生の父兄が企画してくれた送
 る会でも、1年生から6年生みんなで見事なエイサーを披露。楽しく感動的
 なあったかい会でした。

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