本文へジャンプ

弁当事件

Replan古株のMです。
息子が昨年から高校生となり、弁当作りが始まりました。

たまに「今日のおかずおいしかった」とか「今日の弁当きれいで友達に見せた」
とか言ってモチベーションをグッと持ち上げてくれます。
母親の正しい操縦法を知っている彼ではあるけれど、クラスの女子とはうまく
しゃべれないそうで、彼曰く「母さんは単純だから簡単」とのこと。
心配性でもある彼は「母さんは絶対俺の嫁さんとはうまく付き合えないだろうな」と
今から心配しています。「俺、母さんが嫁ともめたら絶対嫁の味方だから」と宣言。
冷たくされても息子はかわいいものです。

さて、愛する息子の弁当、朝の短時間でそうそう満足のゆく出来栄えは少ないもの。
先日久々に美しい弁当ができて、息子を送り出して戻ると、なんと弁当が置き去りに!
ふたを開けてしげしげ眺めて他のことをしているはずみに、渡し忘れてしまいました!

「今ならバス停にまだ居るかも」と、バス停に走る。
バス停に居た! バスが来た! ここで叫んでは彼も恥ずかしいかも。
何人かが並んでいたので乗る前に渡せるか? と思ったら、タッチの差でちょうど
乗り込んでしまいました。バスの入り口で呆然とした時、なんと運転手さんが
「乗ってもいいですよ」と。素早く乗って唖然としている息子に弁当箱を押し付け
素早く降車。
ちょうどバスの進行方向から走ったので、エプロン姿で弁当箱振りかざして走る姿が、
運転席からしっかり見えていて事情を察してくれたらしいのです。

バスの運転手さん、ご親切にありがとうございました。
発車を遅らせてしまい乗客の皆様ごめんなさい。
親ばかが、世間様にちょっとご迷惑をおかけしてしまった弁当事件でした。

Comments are closed.