名夜中の海に映る月がなんとも神秘的かつ魅力的なことに初めて気づいた
仙台のKです。
苫小牧から仙台に向かうフェリー。真夜中に眠れなくて誘われるようにひと
りデッキに出てみた。昔から航海の標となるのは星の位置。それを仰ぎ見な
がら進む海の道。普段なら降り注ぐような星たちだけがその存在を誇張する
かのように輝いているのに夜の海に浮かぶ月の、なんとも威厳があること。
まるでこの世が月に支配されているような海面に広がる映光の圧倒的な存在
感…。映画「亡国のイージス」のワンシーンを思い出す。
思わずキャビンに戻りカメラを向ける。「うまく撮れてくれ」。
そんな思いでシャッターをきった…。
あらためてその月を眺めてみるとなにやら願い事をしたくなる…。
神秘がなせる技なのかも知れない。こんな月を見るのも一興。
きっと明日はいいことがあると思いながら…。
浅い眠りについたせわしない日々の中で月はただ安寧を願い、静かに下界を
見ているのでしょうね。
Posted on 10月 31st, 2011 by blogmin
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