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「原風景」という感覚

こんにちは。営業部のAOです。

みなさんにとって「原風景」ってどんな感覚でしょうか?

それなりに自然の多いところであったとはいえ、東京で生まれ育った私にとって、田んぼや畑、山や渓流などは少し非日常の場所のはずなのですが、ちかごろどうにもそのような風景に懐かしさを感じてしまいます。

とくに、田んぼが一面黄金色に輝いているのを見ると、「ああ、大丈夫だなあ」と理由もなく安心してしまう。ずっとそこにあってこれからも生き続けるような感覚。

また、先日キャンプへ行ったときに、川の水ですいかを冷やしたのですが、すごく「懐かしい」と感じてしまいました。過去に体験したことがないのに。

つまり「原風景」とは実際に自分が体験した風景だけではなくて、人として、日本人として長い時間をかけてインプットされてきたイメージへの憧れと、その憧れが生む感傷だったりするのかなと。

それは、ただ「好ましい」とか「美しい」というだけでない不思議な気持ち。たまに味わいたくなる感覚です。

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