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京都の石庭

古株のMこと津田ますみです。
年末に夫婦で京都に行ってきました。
私は修学旅行以来で、憧れの町だったのですが
実際行ってみて想像以上に行きたい見たいところが多く、また一箇所での所要時間も
長くほしく、数を絞ってゆっくり味わいたい、年をとるほど楽しめそうと感じました。
ただ、最初に鳥獣戯画(レプリカ)のある高山寺へ行き、駐車場からのきつい登りに
早くも足腰がヨタヨタになったので、京都を楽しむために体力作りをと強く誓いました。

「龍安寺」の石庭だけはどうしても行きたい場所で期待して行ったのですが、「え?」
となんだか予想していたイメージと違ってがっかり。人が多くてごった返していたせいと、
石庭の砂についている筋が浅くて流れが見えにくかったせいです。その前に行った仁和寺
の石庭は筋がくっきりしていて、私としてはそちらのほうが美しく見えました。

すごくがっかりした私に夫が連れて行ってくれたのが龍源院・大徳寺の石庭。
メインのお庭をはじめ3種の石庭が一緒に見られるお得感。
なにより人がほとんどいない静寂の中でゆっくり見学でき、私好みのくっきり筋。
中でも小さなお庭は、光や季節で変わるという姿もさぞ美しいと想像でき、何度も見たいと感じました。
ここはオススメです。

京都の名所は見るというより浸りたい、味わいたい、といった
なにか深いところにしみる刺激があって、特別な時間をすごせました。

龍源院・大徳寺の3つの石庭


龍源院のメイン。方丈南庭の「一枝坦(いつしたん)」


阿吽の石庭「滹沱底(こだてい)」


坪庭「東滴壺(とうてきこ)」(日本最小の石庭)

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