住宅雑誌Replan（リプラン）

シンプルで明るく広い
一体感のあるLDKに

札幌市厚別区・Ｋさん宅　家族構成／本人40代
設計・施工／（株）リビングワーク

マンションとは思えないゆとりあるＬＤＫで
くつろげる住空間を実現

　17年前に新築で購入したマンションのガス給湯器の交換と、大画面テレビの購入を考えていたＫさん。これを機に、収納が少なく使いづらかったキッチンと、手狭なリビング・ダイニングのリフォームを決意。内容と予算を決めて施工会社を検討し、リビングワークに依頼をしました。
　「リビングワークさんの施工例が思い描いていたものと似ていたことや、担当者さんも社長さんも女性なので、キッチンなど日常の家事動線や使いやすさを理解してくれて、こちらが見落としがちなことまでアドバイスしてくれることや、提案の押し付けではなく、私のわがままを聞いてもらえることなどが決め手となりました」
　リビング・ダイニングは和室を撤去して、ゆったりとした広さに変更。マンションならではの凹凸の多い壁面には、サイズと用途にあわせた収納家具を造作。そうすることでデッドスペースをなくし、住まい全体に統一感のある洗練された印象を生み出しているのもポイントです。
　部分リフォームですが「全部直したの？」と聞かれるほど、新築のような明るさと、暮らしやすく使いやすい収納力のある住まいに大変身しました。

Reform Note

キッチン設備を取り替え、壁面サイズにあわせて造作収納を設け、収納量をアップ。レンジフードまわりの壁全体をクロスから油汚れに強く、掃除しやすいパネルに変更した。

あまり使用していなかった６畳の和室を撤去し、リビング・ダイニングとつなげて広さを確保。壁のクロスを張り替え、床材を明るい色味のバーチ材で統一し、シンプルで明るい印象の室内に一新。

和室の押し入れをクローゼットに変更して造作の飾り棚を設置。そのほか、対面キッチンのカウンター下や玄関収納の上部にも部屋の雰囲気にマッチした造作収納を設けるなど、住まい全体の収納量を増やしてすっきりと暮らせる工夫がされている。