|
1階左側がリビング。玄関の右側がお母さんの部屋。
|
|
水まわりを大胆に配置替え。
大きな窓で室内も明るく暖かく
|
増築することなく、家族全員が満足できる家に変身
中古住宅を購入して5年。住み馴れるにつれ、最初は気づかなかった「暗い」「段差が多い」といった不満を感じるようになってきました。そこでお母さんとの同居をきっかけに、1階のリフォームを決意。間取りを変更してお母さんの部屋を確保し、水まわりを配置替え。暗くて寒かったリビングも驚くほど明るく暖かくなって、増築しなくても、「帰るのが楽しみ」なわが家が出来ました。
中古住宅を購入して5年。住み馴れるにつれ、最初は気づかなかった「暗い」「段差が多い」といった不満を感じるようになってきました。そこでお母さんとの同居をきっかけに、1階のリフォームを決意。間取りを変更してお母さんの部屋を確保し、水まわりを配置替え。暗くて寒かったリビングも驚くほど明るく暖かくなって、増築しなくても、「帰るのが楽しみ」なわが家が出来ました。 (Iさんご夫妻談) |
POINT1:間取り変更
南向きにお母さんの部屋を設け、キッチンは全体を見通せる位置に |
「お母さんの部屋は、陽当たりが良くて庭が眺められる場所に」というのが、ご夫妻の希望。そこで、南向きにあった浴室やユーティリティを北側に移動させ、玄関のすぐ横にお母さんの部屋を設けました。トイレも部屋のすぐ隣に移して、以前は孤立した間取りだったキッチンを元のダイニングの位置に。キッチンからリビングとお母さんの部屋の両方が見通せるようになり、家事の間も家族の様子が感じられます。増築することなく、間取りの工夫で希望どおりのプランが実現しました。
|
|
after
キッチン横の壁厚を利用して、暖房用のパネルを設置。奧は、電動物干し付きのユーティリティ。 |
|
before
|
→ |
after
キッチンから振り返るだけで、リビングとダイニング、玄関方向が見える。 |
before
|
→ |
after
なぜか陽当たりのいい南側に水まわりがあった。そこをお母さんの寝室に。大きな窓からは庭が見渡せる。 |
POINT2:バリアフリー
手すりや引き戸、段差解消など、ちょっとした配慮で使いやすく |
高齢なお母さんと足が少し不自由な奥さんに配慮して、玄関には折り畳み式のベンチを設置。玄関ホールや浴室の出入り口は、広い開口を得られる3枚引き戸を選んで、要所に手すりを設けました。トイレは身体を支えやすい肘掛け付きのタイプ。リビング隣にあるご夫妻の寝室は、和室から洋室に変更し、出入り口の段差を解消しています。
|
|
after
陽射しあふれるリビング。パソコンはコーナーの造作棚に収めてスッキリと。 |
after
3枚引き戸や手すり、ベンチでバリアフリーに配慮した玄関。
折り畳みベンチを出した状態。
|
|
after
動きやすいよう空間を広めに取ったトイレ。肘掛け付きタイプの便器と手洗いは松下電工のもの。 |
POINT3:明るさ確保
大きな窓でリビングが大変身!階段まわりも壁を撤去して明るく |
以前は小さめの出窓で、室内の3分の1ほどしか陽が射し込まず、薄暗く寒々しい感じだったリビング。それを、高さ180センチの大きなコーナー窓に変更したら、一日中たっぷりと陽光が入り、室内が開放的な雰囲気に変身しました。階段を囲んでいた壁もできるだけ撤去して、1階全体を明るく温かみのある空間に仕上げています。 |
before
|
→ |
after
陽射しあふれるリビング。パソコンはコーナーの造作棚に収めてスッキリと。 |
|
before
|
→ |
after
クロスを張り替え、壁を撤去し、見違えるように明るくなった階段。 |
|
|
■リフォーム面積/75.33m2 ■工事期間/約1ヵ月 ■工事費用/約670万円 |
|
前回ご紹介の家はこちらです |
|
|