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これからの毎日をもっと大切に。
シルバーエイジの快適リフォーム |
お手入れ次第で、家も住む人も若返る!気持ち良く暮らせると、元気も倍増
70代になって、より身体のことを気づかうようになったSさん。寒い不便な家では健やかな暮らしもままならぬと考え、1階を全面リフォームしました。断熱材やサッシを入れ替えたのでいつも暖かく過ごせ、段差がなくオープンな空間に、気持ちもゆったり。家同様にご本人も「若々しくなったね」と評判だそうです。
「以前、壁の中からカサコソ音が聞こえていたんですが、何とネズミが断熱材の中に通り道をつくり、好き勝手に走り回っていたそうです。それでは断熱材が用を成すわけがありません。今回は断熱材を新しくしただけでなく、土台にも対策を施してもらいました。もうネズミとは縁切りです(笑)」 (Sさん談) |
POINT1:断熱改修・サッシ入れ替え
いつでもどこでもポカポカだから、温度差による身体の負担もありません |
窓は1〜2階全て断熱サッシに交換、壁もはがして断熱材を入れ替え、寒さ対策は万全。断熱・気密性が格段に向上し、冷たい空気が家に入ってくることももうないので、キッチンとリビングも仕切らずオープンに。邪魔な煙突は取り除き、FFストーブ1台で1階のリビング、キッチン、和室、洋室、洗面所をまかなっています。どの部屋もまんべんなく暖まり、急激な温度差による事故も防げます。
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外壁も新しくなり、どこから見ても新築のよう。 |
POINT2:水まわり
洗面・脱衣室に、オープンなトイレ!一ヵ所に集約した広々水まわりは、将来にわたって使いやすいこと間違いなし |
老朽化した給排水管を全て交換。洗面所、浴室、トイレを一ヵ所にまとめ、特にトイレは個室にせず、洗面所に便器をそのまま設置したユニークなスタイル。最初は「抵抗があった」というSさんですが、すぐに慣れたそうです。将来、介護が必要になったときのことを考えると、広さがあったほうがいいのは確か。必要な広さを個別に取るのではなくまとめて取ることで、スペースも有効に、動線の無駄も省くことができるという好例です。
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引き戸を開けっ放しにしても、リビングからは見えないようトイレを配置。消臭機能付きで、においの問題もなし。 |
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洗面所は洗濯もしやすく、洗濯物を干しても十分にスペースがある。 |
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入浴前にスイッチオンすれば、浴室内が暖まる仕掛け。床暖なので、体を洗っている間も暖かい。 |
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POINT3:バリアフリー
気づかないうちに足腰は弱っているもの。家の中で転ばないことも前提に考えて |
高齢者はもちろん、健常者にとっても段差のない部屋は歩きやすいものです。玄関先で転倒し、足を悪くしたSさんにとって、どの部屋も足さばきを気にせず移動できるのは大助かり。さらに、引き戸にしたので開け閉めも楽になりました。また、以前の扉に比べて引き戸の背が高いため、視覚的に、部屋が広くなったように感じるそうです。 |
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リビングからキッチン、水まわりへもスムーズに行ける。
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以前の和室より1.5畳狭くなったが、天井までオープンにリビングとつながっているので開放的。 |
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■リフォーム面積/66.24m2 ■工事期間/約1.5ヵ月 ■工事費用/約800万円 |
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前回ご紹介の家はこちらです |
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