![]() |
ささやかにエコしてます 環境共生住宅というほど大がかりではないけれど、環境のためになにかしたい。 そうして実践している方々にお話をうかがいました。
◆ソーラー発電機だって、日曜大工でつくれます ◆雨樋とバケツで、雨水利用中 ◆微生物の力は偉大だ。バイオトイレ体験 ◆我が家の屋根は花盛り ◆水のある生物の生活環境「ビオトープ」 |
|
北海道では珍しい雨樋をつけ、樋づたいに流れてきた雨水をバケツで受けて貯めて、花壇の水やりなどに使う。お子さんのちょっとした水遊びにも活用されている雨水利用は春から秋にかけて行われ、冬の間は雨樋の排水口に蓋ができるようになっています。雪が少なく雨樋に負担がかかりにくいという地域条件もあるかもしれませんが、Sさんの、雨樋とバケツによる雨水利用、誰でも無理なくできそうな方法では。
|
|
|
| |||
生物が自然な状態で生活していける最小単位の環境を「ビオトープ」と呼んでいます。様々なエコ活動を通して自然の大切さを啓蒙している妹尾さんは、5年ほど前から自宅の庭でビオトープを実践。穴を掘ってシートを入れ、水をはると光合成が始まり、次々と生物の営みがつながっていきました。ネムロコウホネという珍しい水生植物を2株ほど最初に入れましたが、いまでは50種類以上の生物がこの水のある環境で命をつないでいます。 たとえ人間が故意につくり出した環境でも、そこには自然の風景があります。冬は水を抜く必要もなく、雪が積もることで水中の生物は生きながらえることができます。「かえってずぼらな人ほど向いてるかも(笑)」と妹尾さん。最近は学校などでもビオトープの取り組みが始まっているとか。小さな水辺のエコロジー空間、決して難しくとらえる必要はなさそうです。 | |||
|
![]() |
前回でご紹介の家はこちらです |
![]() |