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![]() 花を眺めたり、水やりをするためにも道を作るのは大切なポイント。 ![]() 東洋エクステリア社・札幌営業所長/紙谷久信さん |
雄大な自然に恵まれたニュージーランド。 南島の中心地クライストチャーチは、「ガーデンシティ(庭園の街)」の愛称があります。 イギリス系の移民が多いため、街並みとの調和を図ったイングリッシュガーデンが目を引きます。 わたしが2月にガーデニング視察で訪れた際に撮った写真をまじえ、生活の一部としてのガーデンライフをご紹介します。 |
![]() こんなレンガの使い方が庭のアクセントになる。 |
![]() 自然の中に家があるというスタイルは実に調和がとれている。
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![]() パーゴラが全体の雰囲気とよく合っている。
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のびやかに個性を演出するニュージーランドの庭
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生活に密着したガーデニング事情
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自然に溶け込む演出を自分たちで工夫する。
そんな美しい「庭園の街」は、なにより自然を愛おしむ精神を教えてくれた気がします。 |
自然と調和したスタイルは庭づくりの歴史
おもしろいことにどこのお宅でも芝生は長めにカットされていてふかふかの状態。歩道から芝生が始まるところがきれいに一段高くなっているんですよ。こんな芝生は初めて見ました。まさに緑の絨毯です。 庭巡りの途中、そんな手入れの行き届いた芝を女子高生たちが裸足で草の上を歩いている姿を見かけました。一瞬驚いたんですが、きっと自然を身近なものとしてとらえる風習が身についている現れなんでしょうね。 クライストチャーチの山の木は、過去に伐採されたまま放置していたので今では山に木がほとんどありません。そのため緑を身近に取り入れた生活をしようというのがニュージーランドの庭づくりの底辺にあるようですが、子供の頃からの自然との接し方も大事なんだと思いました。 注)99年10月28日訂正 本章が最初に掲載された時点では、文中に「クライストチャーチでは水道代が無料」という表記がありましたが、ニュージーランド在住の方から疑問が寄せられました。大使館広報部に確認したところ、ニュージーランドでは水道利用やゴミ処理、道路整備などの費用は無料ではなく、毎年納められる各都市の特別税でまかなわれているそうです。 お詫びとともに訂正させていただきます。 |
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前回でご紹介の家はこちらです |
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