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あなたの家は築何年?:家の寿命を延ばすために
家のトラブルはさまざま
ここでは、いままで宮下さんが見てきた
特徴的な住宅のトラブルを部位ごとにご紹介します。
内部:場所によりトラブルもさまざま
住まい内部に症状が現れる場合も多いもの。日頃のお手入れのときにちょっと注意をして見てみるだけで、表面にはなかなか現れないトラブルを発見することができます。また、設備機器の取り替え時などは普段見えない壁や躯体内部が見える機会なので、事前に施工会社と相談してあわせて工事をするのも良い方法です。
ダウンライトを埋め込んだ天井です。でも、よく見ると照明のまわりにシミが。照明を外してみると、結露で下地や断熱材が痛み、カビも生えていました。そこで下地と断熱材を取り替え、照明器具を天井につけるタイプに変更。埋め込み型の照明器具で起こりやすいトラブルなので、ダウンライトを使用しているお宅ではぜひチェックを。
こちらのお宅は古くなった浴室をユニットバスに交換するときに、湿気で傷んでいた土台や壁下地を交換し断熱材も入れ直しました。このように2つ以上の工事を同時に行うのは、工事費の負担を抑えられるのでおすすめです。
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