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*新築事例:一押し住宅

イチ押し住宅
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イチ押し

玄関

自然木の心柱が空間を引き締める

デザインと性能、
電化が調和する和の住まい

■仙台市・Sさん宅
■家族構成/夫婦40代、子ども2人
■設計施工/丹秀ハウス
 TEL:022-286-8336
 HP:http://www.tanshu.co.jp/
 E-mail:master@tanshu.co.jp

左:玄関内部の様子。
  下に漏れる光は和室から障子を介してのもの。


リビング全景。太い心柱は自然木の風合いを残して、潤いを感じさせる。吹き抜けを介して蓄熱式電気暖房器が柔らかい暖気をもたらす。
リビング



 端正な外観のSさん宅に一歩足を踏み入れると、そこには野太い杉の柱が。宮城県産という杉丸太の「心柱」が、屋根までの高さでリビングにそびえています。丹秀ハウスではこのように、一軒一軒の住宅の心柱を社長自ら丹念に選び、しつらえています。
 創業58年、伝統技術を根幹とする工務店の家づくりへの姿勢が表された「心柱」。構造材はすべて通常より太い4寸柱を使用し、その外側から断熱する外張断熱を採用しているので、室内は柱や梁が現される真壁風の仕上げ。伝統的な和風住宅の基本的な意匠が生かされながら、同時に高気密・高断熱、電化の住まいを実現しています。
 床材は1階ではタモ、2階では松と、肌合いと質感に富んだ素材を使い、壁も珪藻土の塗り壁で、潤いのある仕上げ。自然の恵みに包まれた、そんな空間です。また、1階は天井高を高く取って広さとのバランスも良く、豊かな居住性を実現。さらに、玄関横の和室には囲炉裏が切られ、和のやすらぎ空間を演出しています。
 愛着の深まる家づくり。そんなキーワードが自ずと伝わってくるお宅でした。




リビングからダイニングを見る リビングからダイニング方向を見る。

和室 玄関隣の和室の様子。囲炉裏が郷愁を誘う和のしつらい。 ダイニング 落ち着いた家族の時間を演出する、ダイニングの様子。小上がりの下は収納。




見下ろし 2階吹き抜けからリビングを見下ろす。



トイレ 2階の洗面・トイレ。 温水器 外部設置の温水器。



外観 外観。2階バルコニーがデザインのポイント。



2F
間取り図



1F
間取り図


色分け


■建築データ
構造規模/木造・2階建て
延床面積/162.93m2(約49坪)
<外部仕上げ>
屋根/1F:鉄板(下屋・庇)・2F:スレート
外壁/サイディング+リシン吹付
建具/玄関ドア:断熱アルミ引違い戸
   窓:アルミ樹脂複合サッシ(Low-Eガラス)
<内部仕上げ>
床/1F:タモ・2F:松
壁/珪藻土 天井/構造材現し
<断熱仕様>
床下/スタイロフォーム50mm 壁/ネオマフォーム30mm 屋根/ネオマフォーム50mm
■工事期間/平成15年5月〜9月(約4ヵ月)


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