|
真四角に切った窓のレイアウトが、家全体に可愛らしい表情を演出。
|
|
自然素材と表情豊かな窓が印象的
ハイブリッド断熱工法が力を発揮。
四季を通じて快適温度の家
|
以前住んでいたアパートはカビなどがひどく、一年を通して花粉症状態。ご夫婦ともに体調を崩してしまい、「これは何とかしなければ」と思い切って家を建てることにしたMさん。展示場を回り、雑誌などを参考にして、健康によい住まいづくりを熱心に勉強。あるメーカーのプランに決めて、契約を交わす直前のことでした。雑誌で見たツーベアホームの家が何となく気にかかり、事務所を訪問。ご主人がこだわっていた外張断熱が在来木造ででき、充填断熱にすることでさらに設計の自由度が増すことを知り、一転してツーベアホームへ依頼することにしました。「私たちの希望を聞いて『それはおもしろい、やりましょう』と乗ってくれた社長の言葉が、一番の決め手になった」と言います。
健康第一主義で、結露しないこと、空気がきれいなことを最重視したMさん宅は、室内の壁すべてが珪藻土入りでオール電化。1階の床はせっ器質タイルを総張りにして蓄熱式電気床暖房を採用しました。「愛犬との同居が前提だったため、当初から床は傷つきにくいタイルにしたかったのですが、冷え冷えするのは嫌だとあきらめていたんです。でも熊谷社長から、埋設式の蓄熱式電気床暖房が、それほど費用をかけずに可能だと提案され、それならぜひにとお願いしました」とご主人。蓄熱式電気床暖房と徹底した断熱施工の効果で、真冬でも暖房はリビングに設置した蓄熱式電気暖房器1台で十分に暖かく、また夏はちょっとエアコンをつけるだけで涼しさが持続。冬も夏もとっても快適で爽やかだそうです。その上、暖房費はビックリするほどお得だとか。新しい家での暮らしは、6月に誕生予定の赤ちゃんにとっても快適なものになりそうです。 |
1階は総タイル張りに蓄熱式電気床暖房を採用しているため、他にダイニングに設置した蓄熱式電気暖房器1台のみでも十分な暖かさ。 |
大きな吹き抜けから陽光が降りそそぐ明るいリビング・ダイニング。 |
キッチンカウンターも、床のタイルに合わせた温かみのある小さなタイル張りに。 |
玄関は上がり框からも総タイル張り。 |
2階寝室から南側の廊下を見る。その奥は現在ご主人が個室として使っている洋室。 |
2階の寝室と洋室を結ぶ北側の廊下。左手奥の書斎には天窓を設けて採光にも配慮。 |
2階は吹き抜けを中心に東西の2部屋を廊下でつなぎ、ぐるり1周できるようになっている。 |
2階寝室。出産を控えた奥さんがゆっくり休めるように、現在は一人で使用。 |
1階洗面所は清潔感あふれる白いタイルで統一。
|
トイレも塗り壁仕上げ。2階は淡いピンク、1階はグリーンを基調に。 |
■建築データ
構造規模/木造・2階建て 延床面積/125.24m2(約38坪) <外部仕上げ> 屋根/素焼き陶器瓦 外壁/塗り壁 建具/玄関ドア:木製断熱ドア、 窓:樹脂サッシ(Low-E・ペアガラス・アルゴンガス入) <特徴的な内部仕上げ> 床/せっ器質タイル 壁・天井/珪藻土入石こうプラスター <断熱仕様> 基礎/カネライトフォーム50mm(外断熱) 壁/サーマックス50mm(外張断熱)+アイシネンフォーム90mm(充填断熱) 屋根/アイシネンフォーム140mm(充填断熱) ■工事期間/平成14年9月〜12月(約4ヵ月) |
前回ご紹介の家はこちらです |
|
|