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「三角屋根の洋館」という、ご主人の夢が実現。
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長年、心に抱き続けた
「三角屋根の洋館」
夜には降る星も美しく。
大草原に佇む家
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標津町で酪農業を営むOさん宅は、斜里岳を望む豊かな自然に囲まれた広大な草原に建っています。以前から「建て替えるなら三角屋根で洋館の2世帯住宅にしたい」と考えていたご夫妻(子世帯)の願いが叶ったのは、ご主人の同窓会がきっかけでした。「同級生だった佐藤さんに数年ぶりに再会して、工務店を経営しているという話を聞き、家を建て替える参考になれば…とモデルハウスや施工例の写真を見せてもらったんです。そうしたら、あまりに理想の住まいにぴったりで、ひと目惚れしちゃって」と、笑いながら話すご主人。ご夫妻で熱心に自分たちの思いを伝えた結果、お二人が夢見ていた念願の洋館の住まいが完成しました。
「家に対しては長年の構想がありましたから、プランを立てる段階で、こちらの要望を100%お伝えしました。そこにさらに佐藤さんが、使いやすさや納まりを考えてプラスアルファの提案をしてくれて。おかげで、想像していた以上の家が出来上がりました」と奥さん。白とカスタードイエローをテーマカラーにと考えていた奥さんは、窓や手すりのデザイン、外壁の色などにも細かく希望を出したといいます。「どんなものでも希望どおりのモノを探し出してくれ、こちらの要望を叶えるためには労力を惜しまないという姿勢に、感服しましたね」とご夫妻。 理想がそのまま形になった住まいで、毎日、とても満ち足りた気持ちで暮らしている、と嬉しさを隠せない様子のOさんご一家でした。 |
明るいリビングは、ツーバイフォーならではのゆったりとした広さでくつろげる。 |
半円の窓が、洋風なデザインをさらに印象づける子ども室。 |
ゆるやかなアールの手すりがポイントの階段。 |
浴室。星空を見上げながら入浴したいという希望が叶った。 |
屋根の傾斜を生かした高い天井が開放的な、2階ホール。 |
上げ下げ窓、照明、家具も一貫したイメージの主寝室。 |
広大な草原に建つ洋館は、風景に溶け込むカスタードイエローの外壁が美しい。 |
■建築データ
構造規模/木造・2階建て 延床面積/277.64m2(約83坪) <外部仕上げ> 屋根/ガルバリウム鋼板 外壁/断熱サイディング 建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:断熱樹脂サッシ(スーパーLow-E・ペアガラス) <特徴的な内部仕上げ> 床/オーク無垢フローリングBR> 壁・天井/クロス <断熱仕様> 基礎/スタイロフォーム50mm 床下/グラスウール24kg250mm 壁/グラスウール24kg100mm 天井/ブローイング300mm 屋根/一部スタイロフォーム50mm(斜め部分) ■工事期間/平成15年4月〜8月(約4ヵ月) |
前回ご紹介の家はこちらです |
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