広がりと高さのある居間。タモのほか、パインやシナベニアなどが使われている。 |
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■旭川市・吉田さん宅 ■家族構成/ご夫婦30代、長男小3 ■設計施工/ヨシダホーム 0166-51-1357 |
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ひさしのように見えるソーラーパネルもまるでデザインのような外観。 |
居間から台所、TVコーナーを見る。 |
ナショナルの木製のシステムキッチンを入れて全体の雰囲気を統一。 |
階段から見上げ。 |
これまでの経験を生かし数々の試みを行っているのが、ヨシダホームの吉田常務のお宅です。エコハウス的な要素も盛り込み、そのひとつとしてソーラーパネルを窓の上の部分にひさしのように付けています。遠くから見るとデザインの1部のようにも見えますが、並んでいるのは三菱のソーラーパネルです。 今回の建築の見どころは、木を全面に使った吹き抜けの大空間がある2階の居間。北海道に住んでいる以上、道産材にこだわりたいということでタモの羽目板を居間の壁材に使っています。幅木もタモで統一し、トイレにもタモの羽目板を使うという凝りよう。またテレビを見るコーナーを居間の1部に独立させ、半オープンな空間で閉鎖的にならないようにしました。トップライトから光が差し込み、日中は明るい雰囲気が持続します。トップライトは電動で動くようになっているので、夏は換気にも利用するつもりです。キッチンは居間との雰囲気を考えて、木のシステムキッチンを選びました。 |
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自ら「温泉宿」という寝室はベットを置いた洋室と、掘りごたつのある和室は2間続きで、和室には冷蔵庫とテレビがあります。床につく前に軽く1杯楽しもうと、こうした間取りになりました。 色粉を混ぜた本シリンを使った外観はしっとりと落ち着いた仕上がりになり、角には駆体を守る意味も含めてタイルを貼っています。デザイン的にもアクセントになり一石二鳥の効果があったようです。
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前回でご紹介の家はこちらです |