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リフォーム事例:暮らし上手さん


  暮らしの中で
息づく庭

人によってライフスタイルが様々なように、
ガーデニングの楽しみ方や目的にも、
個性があります。


目的にあった
庭づくり、楽しみ方
◆デッドスペースを活用した庭づくり
◆プライベートガーデンを満喫


目を背けていた場所が、
こんなにステキな庭に変身
札幌市西区・Yさん宅

●庭の設計施工・植栽
(有)建成 TEL 011-681-4136

モルタルとレンガを組み合わせた壁で、お隣とは別空間に。これから先、木が育つことで表情がさらに豊かになりそうです。

 Yさんの悩みの種は、玄関を開けるとガラス越しに見えるお隣の古いアパートと物置でした。ゴチャゴチャとしていて一向に片づく様子がなく、視界に入るたびに気分もダウン。そこで自宅とお隣の境界線の間にある細長いスペースを利用して、プライベートガーデンを作ることにしました。実はこのスペース、日当たりがあまり良くないこともあり、雑草地と化し、有効に利用できていなかったそうです。
 きっちり目隠しをしたい、けれど無機質にならないようにと配慮して、コンクリート打ち放しのハードウォールに、レンガをあしらいました。またJR駅に近いため、人通りも多い道路側は樹木などで目隠し。視線が気にならないように工夫しています。
 どこの家にもありそうな境界線沿いの利用しにくいスペースも、専門家に頼むと見違えるほど変わる、という見本のような実例です。場所は確かに日がほとんど当たらないので強い日差しを嫌う植物を選びながら、植栽を充実させたいと語るYさん。夏はかえって涼し気で、午後のひとときをゆっくり過ごせそうです。化粧砂利のアプローチと花壇の組み合わせで、仕事をもつ奥さんが忙しい時間の合間をぬって手入れをするにはちょうどいい設計です。
 「日の当たらない狭いデッドスペース」でも、工夫次第でガーデニングの楽しみはぐっと広がります。

通りから見た庭入り口の様子。植栽を効果的に使い、外からの視線も気にならないようにしている。



↑2階から見下ろした様子。よくある家と家との境界線沿いの細長いスペースを上手く利用したレイアウト。

←明るい色の化粧砂利で日陰を明るく。四角い石を花壇の形に合わせて敷いてリズム感を演出。

ロケーションを生かした
プライベートガーデン
札幌市中央区・Iさん

●庭の設計施工
(有)マルヤマプランニング TEL 011-632-0525

Before

以前は庭のスペースが確保されただけの状態。
 ↑庭の奥まで導くように、グリーンの芝生に石を配して。

 札幌の市街地を見下ろす高台に建つIさん宅。道路沿いは閉鎖的に、土地の高低差を利用して外からの視線をはずした市街地を臨む側はガラス張りにして開放的に設計。そのガラス張りの屋内とつながるように、プライベートガーデンがあります。
 手間をなるべくかけないことと、愛犬の足を汚したくないこともあり、芝生はあまり多くせず、砂利とのコントラストで変化をつけた洋風のガーデン。イギリス製のサークルストーンと平板の組み合わせは、お手本にしたいデザインです。曲線の花壇は全てブラッドストーンで囲み、庭全体のアクセントに。曲線と直線の変化もこの庭づくりの大切なテーマとなりました。


札幌の市街地が眺められるグッドロケーション。プライバシーが守られるよう、植栽の位置も検討に検討を重ねて。
 近隣の住宅が視界に入ることなく、しかも市街地や遠くの山並みが楽しめるよう、植栽の位置にはずいぶん気を使っています。また、立水栓もレンガ積みのカバーで目隠し。全体の雰囲気を壊さないようにしています。砂利の下には雑草が生えづらいよう透水シートを敷き、きれいな状態を保ちやすくしました。植栽も雪囲いのいらないアメリカサイカチなどの種類を選んでいます。
 眺めたい景色に向かって開かれたプライベートな庭空間。季節季節の風景が家族の目を楽しませます。

レンガでカバーした立水栓。よく見ると蛇口の部分がリスの形でかわいい。

左手のテラスと階段スペースは既存部分。違和感なく雰囲気もぴったり。

MAEP.gif  前回でご紹介の家はこちらです  前回へ

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