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リフォーム事例:暮らし上手さん


  海外リフォーム
CASA FERRETTI TUA[別荘]

南フランス
アパートのリフォーム事例


■南フランス・フェレッティ邸
■家族構成/夫婦・子ども1人
■設計/DAP studio
   TEL. 0039-02-70631511
  (日本語可・日本人スタッフの若狭に取次ぎます)
■E-MAIL/dap@newmedia.it

玄関から階段上り口部分を見る。階段は木製白色塗装、右は階段と同素材の収納。左側の乳白色のガラス製シェルフの裏側はキッチン。柔らかい光が送られ、明るい。シェルフのガラス棚は天井からスチールケーブルで吊られている。



Before



モナコにほど近い地中海沿岸の
コートダジュール地区
ロックブルーナにたたずむ
アパルトマンに、フェレッティ家の
別荘はあります。
洗練されたデザインでシンプルに
かつ機能的に生まれ変わった、
この小さな「第二の家」の
居住空間をご紹介しましょう。

1階浴室・トイレのシンプルな手洗いコーナー。

1階浴室・トイレ内。一枚ガラスで仕切られたシャワー部分。


スチールとガラスの素材。 カラーの統一で 家全体が広く快適に。

2階ロフトの寝室は以前よりもゆったりとした空間に。木製の方向調節可能なルーバーにより下階からの光を取り込み、空間のつながりを感じられる。閉め切ると独立した空間に。日中はルーバーを開けて光を取り入れ、子どもの勉強部屋や遊び場になることもあるそう。




Before


決して広いとはいえないアパートが、 色彩と素材の工夫で 全く新しい空間に

 別荘として使われているこの住まいは、RC造8階建てのアパート分譲住宅の最上階にあります。
 2層になったロフトタイプのこの住宅は、改装前、寝室のある上階は下階からの光や音の対策がされていなく、オーナーであるフェレッティ夫妻は寝室の拡張と下階との隔離、それでいて完全には閉めきらずに限られたスペースを最大限に利用した居住空間の拡張を希望しました。


リビング側より玄関まで見通す。右の食堂との仕切りになったガラスの引き戸を閉め切った状態。

 改装にあたって建築家としては、シンプルでかつ、従来の典型的海辺の別荘の構成を打ち破ることをコンセプトにプランを提案したとのこと。それには、なるべくコントラストの弱い素材での構成、同系色の使用で空間を広くゆったりと見せるようにしました。
 フェレッティ夫妻は、この改装で室内が最大限に利用され、アパートがこんなに変わったことに驚き大満足しているとのことです。

食堂の様子。奥の収納を開けるとベッドが引き出せる仕組みになっており、クリーム色のエナメルガラス製の引き戸を閉め切ると第二の寝室になる。


玄関から階段上り口部分を見る。階段は木製白色塗装、右は階段と同素材の収納。左側の乳白色のガラス製シェルフの裏側はキッチン。柔らかい光が送られ、明るい。シェルフのガラス棚は天井からスチールケーブルで吊られている。



Before



コンパクトでシンプルなデザインのキッチン。正面の乳白色のガラスを通して、階段側のシェルフのシルエットが映し出されている。

■建築データ
戸建て・築22年
リフォーム面積/55m2
■工事期間/約3ヵ月


DAP studio
イタリア・ミラノで、建築設計、インテリア・インダストリアル・グラフィックデザインの活動をしているプロジェクト集団。現在、東京近郊のレストランの設計プロジェクトが進行中。日本人スタッフを含め、日本との言語の隔たりない関係を実現している。



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