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あなたの家は築何年?:冬のトラブル編
家のトラブルはさまざま
ここでは、いままで宮下さんが見てきた
特徴的な住宅のトラブルを部位ごとにご紹介します。
住宅診断士からのアドバイス
「季節によって、発見できるトラブルも」
冬の北海道は外気温が低いので凍害などが起こりやすく、住まいのトラブルを見つけやすい季節ともいえます。
例えば、屋根に氷柱ができている場合では、屋根部分の断熱が切れていて氷柱ができていると考えられます。
寒さが厳しいに日は、外壁の表面に氷が着いていることがありますが、外壁に亀裂などが入っていて、そこに水が入り壁表面が凍っていることもあります。
また、冬の初めや終わりのように昼間は暖かく夜は寒い日が続くと、水は凍っては溶け、また凍る・・・を繰り返しますから、家の中にすが漏れとして表れたり、昼間はなかった外壁の氷が早朝や深夜にはできていたりします。こんな症状を見つけたら、専門家に相談して原因をきちんと見つけて対処しておくのが、安心して暮らすポイント。
「これくらいなら・・・」と素人判断をして、住まいの構造上重要な部分が傷んでいるのを見逃すのも危険ですし、外から見て明らかにトラブルとわかる場合は、訪問販売のターゲットになってしまうこともあるのです。
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