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STEP4 依頼先はどう探す?どう選ぶ?
どこに依頼するかはとても重要なポイント。家づくりが成功するか、その8割はここで決まるといえます。希望や条件をいま一度整理して、最適なパートナーを見つけてください。
家づくりを左右する依頼先選びは慎重に!
希望に合うか?相性は合うか?
家づくりの依頼先は、大きく分けて工務店、ハウスメーカー、建築家の3つ。自分に合っているのはどこなのかを判断するために、それぞれの特徴を知っておきましょう。依頼先の選定は、家づくり成功のカギを握るとても重要な部分。設計力や技術力とともに、人として信頼できるか、価値観が合うかも大切なポイントになります。
●工務店・ビルダー
地元密着で小回りが利き、入居後も気軽に長くおつきあいができるのがメリットです。工務店と一口に言っても、ポリシーや得意分野はさまざま。特に技術力にはしっかり注目。画一的な家づくりではなく、施主の希望や地域性を考えた、個性的な家づくりを行っている会社も多く見受けられます。
主な特徴
地域に密着した地域に合う住まいを志向している会社が多く、勉強熱心で、それを技術力に生かしている会社も少なくありません。
人間関係
信頼ある人間関係を築いて長くおつきあいしたい人向き。家の完成後も親身に面倒をみてくれます。
プランニング
プランづくりの実力はさまざま。施主のイメージを大切に、他社と一線を画す優れた提案力を持つところもあります。
インテリア
壁紙や照明、カーテンなど、予算と施主の希望に応じてその都度選ぶケースがほとんどです。
ハウスメーカー
モデルハウスで実際に見て触れて確かめられるので、仕上がりがイメージしやすいとはいえます。部材の生産から工事までシステム化されているのが特徴。対応するのは基本的に営業マンなので、その人柄や対応力もしっかりチェックしてください。
主な特徴
ポイントは規格的ということです。家はすでに決まった仕様の中から組み合わせを決めて作る企画商品がメインになります。
人間関係
家づくりが成功するか否かは営業マンの能力によるところが大きいといえます。
プランニング
プランは豊富ですが、基本的には既存の商品の中から希望のイメージに近いものを土台に進めていきます。
インテリア
メーカーによりますが、インテリアの仕上げ材料がグレード別に用意され、そこから選択するスタイルが主。専門のインテリア・コーディネーターがいるところも。
建築家
画一的ではない、ライフスタイルや趣味へのこだわりを生かした住まいを実現したいなら、建築家も選択肢に。現場の進行状況や施工状態なども監理してくれます。主張のある人たちなので、その部分を共有できるかも大きなポイントです。
主な特徴
変形敷地など厳しい条件がある場合や、個性的な家を望む人向き。工事契約とは別に設計契約を結ぶことになります。
人間関係
デザインや考え方の相性が合うかどうかがポイント。人間関係がうまく構築できれば、吉。
プランニング
施主の希望と条件を最大限に生かしつつ、あふれるアイデアでプランを提案。外構、造園などトータルに考えてくれます。
インテリア
建物はもちろん、空間構成、設備なども総合的に考え、必要に応じて特注も。建築家の個性が反映される部分でもあるので、テイストが合うかなど、その点を考慮して人選を。
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家づくり安心知識は、Replan北海道 vol.80・Replan東北 vol.20に「家づくりスターターズBOOK」として付録されております。