住宅雑誌Replan(リプラン)北海道・東北の新築事例紹介｜イチ押し住宅159　（株）北海道ハウジング

ダークな色調で、照明は暖色系に

ホテルのくつろぎ感と
ユニバーサルデザインの融合

■旭川市・Aさん宅／夫婦20代、子ども3人
■設計・施工／（株）北海道ハウジング
TEL：0166-62-5133
HP：http://www.hokkaido-housing.com/

今回の事例は、リプラン北海道vol.88に掲載しております。
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　家を建てるのは2軒目というAさんが、より快適な住まいを求めて今回依頼したのが、北海道ハウジング。決め手は、ご主人が勤める会社の施設2ヵ所で行われた改築工事が、「とても丁寧で、いい仕事ぶりだったから」といいます。
　以前より広くなった新居には、いくつものご主人のこだわりが込められています。まず、旅行好きでホテルに泊まるたびに研究していた、室内の落ち着きとインテリアのアイデアを生かすこと。ダークな色調を基本に、照明も暖色系を選びました。また、奥さんが日々使うキッチンのほかに、料理好きなご主人用のアイランドキッチンを用意。2人並んで窮屈な思いをしながら調理をしていた、かつてのストレスが解消されました。
　さらに、リハビリ関係のお仕事をされている中で得た、経験と知識も随所に盛り込まれています。たとえば階段は勾配を抑え、幅もゆったり。玄関ホールとリビングの間の開口は一間幅で、一枚引き戸を全開すればバリアなく誰もが自由に出入り可能です。そして2ヵ所に設けたトイレの内、来客も利用するメインのトイレは間口を広く取り、開けやすい引き戸に。面積自体も通常の2倍ほどあり、介助や車イスの動きに柔軟に対応できます。
　ホテルで感じたメンタルな快適さと、人の動きを考慮したユニバーサルデザインが、心地よく馴染みながら融合したお住まいでした。