建築家デザインの無垢の家開放感を演出しながら
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「予算を考えると大きな家を建てるのは難しいので、実際にはコンパクトでも、広々と感じられて使い勝手の良い住まいをつくりたい」と考えたSさんご夫妻。見て歩く時間がなかなか取れなかったため、もっぱらインターネットで住宅見学をしていたといいます。そこで見つけたのが、東山設計室のホームページ。「価格的にも手が届き、特にデザイン面で強く興味を引かれた」ことから、すぐに連絡。建築家とじっくり話し合いを重ねながら、希望どおりの住まいを手に入れました。 |
↑白と黒のコントラストがシャープな印象。ウッドルーバーの目隠しでプライバシーを確保。 |
↑玄関ホールから一直線に延びた廊下の先がLDK空間。階段下は収納棚として利用。 | ↑2階の主寝室。北側の部屋にも十分に光が入るよう、半透明の引き戸を入れた。 |
↑ダイニングからリビング・和室方向を見る。陽光が射し込む明るいオープンな空間。 |
1階はリビングとダイニング、そして「ゴロンとできるスペースとして、どうしても欲しかった」という4.5畳の和室を直線上に連続して配置。3室が一体化した空間は実質以上に広々と感じます。また「水仕事の音がリビングに響かないように」という奥さんの考えから、あえてキッチンはダイニングと扉で仕切って独立した造りに。「こんなイメージ、と話をしただけなのに、提示されたプランは全く違和感がなかった。100%を超える満足感があります」。 |
↑中庭に面した開口部から、ふんだんに陽の光が降りそそぐリビング。 |
↑2階ホールからバルコニーへと通じるブリッジ。1階にも光が届くように格子状になっている。 | ↑採光を重視して、中庭を囲むように建物をL字型に配置。 |
■設計/(資)東山設計室
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