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*新築事例:一押し住宅

イチ押し住宅
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イチ押し

外観 建物左手には、車庫と物置併用の土間空間を併設。温度を低くした空間は漬け物にも欠かせない。

零下の朝も、室温は18〜20℃

冬が心地よい
森の暮らし

■北海道・伊達市錦町105
■設計・施工/小松建設(株)
 TEL:0142-23-2043
 HP:http://www.komatsukensetsu.co.jp/
 E-mail:info@komatsukensetsu.co.jp




三角屋根にパネルを載せて。ドアや窓枠の木の色が効いたAさん宅。
外観

「仕事を辞めたら、夫婦2人、都会のマンション暮らしではなく、どこかに移り住もうと土地を探していたんです。」 2年前に千葉県から移住したAさんご夫婦は、長野や栃木、福島、岩手、そして伊豆と方々を歩き回ったといいます。鹿部の別荘地に土地を買い求めたのは平成7年。決めては、田舎ながらリゾート地なのでしがらみが薄いこと、山があり海があり、水や空気もきれいなこと、温泉が引けることなど。そしてそこに建てる家は最初から、新聞広告や雑誌で見ていたOMソーラーを考えていました。 夏は霧が出やすい一方、9月に入ると天気のいい日が続く鹿部。太陽の恩恵が特に欲しい冬、ここではその陽射しと熱を申し分なく受け止めることができます。そうして床下のコンクリートに蓄えられた熱が、足下からふわっと暖かさを運び、回る空気が室内をまんべんなく暖かさで満たします。さらに、床下はどこも乾燥しているので結露もありません。 「朝と夜に補助暖房をつける程度で、就寝時は暖房を切っています。それでも、例えば外気温がマイナス5℃の朝も、家の中は18〜20℃くらい。本当に過ごしやすいですね」とご主人。引越してきてからは毛布も出していません。年間の灯油代も少なく、昨年は6万円弱。といっても、家には温泉が引かれていますが、昨年までは湯温が25℃と低く、ご主人が毎日朝と晩の2回入浴するたびに湧かしていたとか。それが今年から供給される湯温が倍近くに上がり、そのまま入れるため、さらに灯油代が減るのではと期待しています。 敷地の一角には畑もつくられています。収穫は料理好きなご夫妻の手で、食卓へ。そのひと時を包む穏やかな暖かさ・・・。夫婦2人の心豊かな暮らしが垣間見えた気がしました。


玄関 OM特有のダクトは、時計を掛けた部分に隠されている。 リビング 玄関。「どこにいえも空気が回っているのがよくわかります」と奥さん。

玄関 ご夫婦共に料理好きなAさん宅。ステンレスのキッチンと食卓を兼ねた作業台は、大柄なご主人も使いやすい90センチの高さであつらえた。 リビング Aさんと同じ別荘内に建つ、Bさんのセカンドハウス。夏だけでなく折々の季節を楽しみにやって来るという。「冬は本州の家より暖かくて快適です。それに、しばらく家を空けていても、太陽の力でいつも空気がきれいに換気されているのがいいですね」とBさん。



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