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広いウッドデッキとデザインにこだわった、個性的な外観。
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冬でも「ムク板に素足」の
高性能住宅
「50代から」を
楽しむ ゆとりの シンプルハウス
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吹き抜けのある居間、台所、ロフトと寝室が1つ。子どもの独立を機に、50代からの暮らしを楽しむ家を、と考えたSさんの新居は、夫婦2人の生活に必要なものだけを揃えたごくシンプルな住まいです。設計施工には、建築関連の仕事をしているSさんが以前から知っていて、「社長の目指すものが、100%現場まで伝わっている会社」と信頼を置くハウジングシステムを選びました。
Sさん宅は将来を考えた高性能住宅。床高を抑えた土間コンクリート基礎と、建具に吊り戸を使ったバリアフリー。ユーティリティや台所、玄関は車椅子でも動きやすいよう、ゆったりとした広さです。また生活の中心となる居間は斜め天井の吹き抜けが開放的。大きな窓からは広い庭・田園風景が見渡せます。 雰囲気は大らかでも、性能・機能面は緻密な施工。開口部が多めの造りなのに、断熱・気密性が高いため、家の中は「冬でも素足で過ごせる」暖かさ。オール電化住宅ですが、5時間通電契約なので、年間の電気代は驚くほど安く済むのだとか。フローリングの張り方や構造材の経年変化に対する配慮など、一見しただけではわからない細部まで、プロであるSさんですら「芸術ですね」と絶賛するほど丁寧な仕上がりです。 「中身の良い家で、何しろ住みやすい。気持ちがゆったりするんです」とSさん。長くつき合えるしっかりとした家を得て、子育ての終わったこれからの人生はますます充実したものになりそうです。 |
サッシやドアなどの建具もすべて木製に統一し、木質感を生かしてナチュラルなインテリアに。
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東川町の畑に囲まれたロケーション。窓の外には、広大な雪景色が広がる。
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台所の真上にあるロフトは、ご主人の仕事部屋になっている。
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居間から台所を見る。吊り戸棚がなく、台所と居間の空間が分断されないので、広がりが感じられる。
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寝室。約3畳のウォークインクローゼットへの入り口も引き戸にした。
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トイレ、洗面所、脱衣所が一つになったユーティリティ。
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広い玄関。上がり框の段差は5センチに抑えた。
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■建築データ
構造規模/木造(206スタット)・2階建て 延床面積/102.89m2(約31坪) <外部仕上げ> 屋根/長尺カラートタン 外壁/モルタル 建具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製サッシ(トリプル・Low-Eガラス) <特徴的な内部仕上げ> 床/無垢材・ナラフローリング 壁・天井/クロス張(抗酸化工法) <断熱仕様> 基礎/土間コンクリート:スタイロフォーム100mm(3種) 壁/BIB140mm 天井・屋根/BIB235mm ■工事期間/平成12年10月〜平成13年4月(約6ヵ月) ■工事費用/約1,800万円 |
前回ご紹介の家はこちらです |
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