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南面の傾斜地に建つ外観。雪を考え、基礎が高くなっている。
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インターネット利用で 理想の住環境を実現!
自然と共生する
第2の人生拠点
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「ドイツのハンブルクで7年間暮らし、冬の寒さも楽しむ彼らを見て、ぜひ仕事人生が終わったら、こういう暮らしがしたいと理想を描いたんです」と家づくりのコンセプトを語るHさん。現在は新潟市在住ですが、リタイア後の生活の場として、まさに自然の中に抱かれたこの美瑛郊外の土地を求めました。インターネットで土地を探し、13000坪というこの元農地の情報を入手。同時にリプランホームページの「イチ押し住宅」コーナーで紹介されていたホームテクト佐藤の「カラマツの家」をみつけ、地場の材料へのその愛着とこだわりに大いに刺激を受け、共鳴して住宅建築を依頼したそうです。
「仕事でもインターネットは大いに利用していて、今回も遠隔地ということは全然感じませんでした。インターネットは本当に家づくりに役立ちます。私のように離れた場所に家を建てる場合でも、リプランみたいな(笑)信頼できるホームページがあるので、いい業者の情報もゲットできます。実際の建築工事プロセスも逐一メールとデジカメ写真で送ってくれたので、新潟市内に建てるより、はるかに身近に感ずることができました(笑)」。 住まいは、構造から仕上げ・建具に至るまですべてがカラマツづくし。Hさんが惚れ込んだとおり、地場の材・カラマツをふんだんに使った空間は、のびやかで大らかな仕上がり。今から自然の中での暮らしに胸を弾ませている、楽しいお宅でした。 |
居間から台所方向を見る。
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居間から南側のサンルーム空間を望む。ガラス入りの建具もカラマツ造作。
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台所の様子。オール電化採用。
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サンルームからの眺め。
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台所側からの居間全景。建具の果てまですべてカラマツ。
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■建築データ
構造規模/B1階:RC、1階:木造・2階建て、延床面積/293.49m2(約89坪) <外部仕上げ> 屋根/長尺カラー鉄板蟻掛葺 外壁/カラマツ下見張、サドソン塗 建具/玄関ドア:カラマツ特注、窓:樹脂サッシ(高断熱) <特徴的な内部仕上げ> 床/カラマツフローリング 壁/腰:カラマツ羽目板、上:薩摩中霧島壁 天井/カラマツ羽目板 <断熱仕様> 基礎/カネライトフォーム75mm 床下/カネライトフォーム50mm 壁/グラスウールサン90mm+カネライトフォーム30mm 屋根/カネライトフォーム100mm+グラスウールシージングボード30mm ■工事期間/平成13年4月〜8月(約5ヵ月) ■工事費用/約3,000万円 |
前回ご紹介の家はこちらです |
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