編集長東北取材ルポ_414

きのうの朝1番で札幌を出発。
午前11時半のフェリーで函館から、青森へ。
午後3時半に青森に到着。
その間にたまっていたメールへの返信や、電話連絡などを済ませ
一路、南下いたしました。
青森県と秋田県を通り過ぎ、岩手県に入り、盛岡、北上と通過するまでは
まぁ、北海道の様子と変わりない状況が見て取れましたが、
その後、岩手県南部、水沢を通り過ぎるあたりから道路のあちこちに
陥没のあとや、道路の隆起などの補修あと、
あるいはそのままでは高速走行時バウンドをまぬがれないような路面状況。
長距離運転の疲れもあり
やや注意深く運転しておりましたが、
仙台ではホテルが取れなかったので、古川で高速を下りまして
駅前のホテルに一泊いたしました。

古川は宮城県北部であり、
震度7の栗原のすぐ近くであり、
今回地震の最大震度の様子が街中に爪痕として残っています。
下の写真は、あきらかに右傾斜しており、
倒壊の危険がある感じで、解体工事に着手しているようです。

下の写真を見れば、垂直線が維持できていないことがわかると思います。

その建物の前にはNTTの社屋もありました。
建物は一見、頑丈に保持されていましたが、
やや右手の路盤面は大きく陥没し、公衆電話ボックスが倒壊寸前。

そのほかにも、かなり危険な状態の建物があちこちに散見されます。


最後の写真は、仙台北部道路まわりで
仙台東インターで下りて事務所に向かう道路沿いのレストラン。
ものすごい崩壊ぶりです。

さて、こういうことで取材、打合せの合間に
いろいろな様子を写真に収めて
今回の大震災の一端と、その教訓を探っていきたいと思います。
どうぞよろしく。

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