スタッフWataの震災レポート/種まき

震災から1ヵ月。落ち着いてきたと思った矢先の余震。
底から突き上げるような激しい揺れ、
そして真っ暗な中での揺れに恐怖感でいっぱいでした。
電気・水道・電話がまた不通になり、またサバイバル生活がスタート。
幸いにも、電気は1日半。水道は2日後に復旧しホッとしました。
ただ7日の余震で、道路の亀裂、段差がひどくなってきているようです。
ゆっくり走らないと車を傷めてしまいそうです。

さて、震災後まだ不安や心配の残る時世ですが、
こんな時こそ、出来ることをして前に進まなければという思いを込めて、
4月10日、米の種まきをしました。

催芽処理して1~2ミリ芽を出します。


約300箱の育苗箱。家族総出の種まきスタート。

種まき作業を終えたら、
暖かいビニールハウスの中で保温シートを被せ、芽を出すのを待ちます。
1週間後には、かわいい芽を出すことでしょう。
大きな余震に備えて、水は切らさないようにしなければ。
雨水を有効活用していこう。

原発問題が長期化する中で、風評被害で多くの農家さんが苦しんでいます。
宮城だって安心してはいられない。
これ以上、農家さんを苦しめないでほしいですね。

あっ。また携帯から緊急地震速報の音・・・。(17:16分頃)
この音、もう嫌です・・・。恐怖です。
また小刻みな揺れが・・・。船酔いしたかのように気持ち悪いです。
まだまだ落ち着けない日々が続きそうですね。
原発同様、長期化になりそうです。

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