仙台東部道路が開通になったとのことで、
仙台支社長と共に仙台空港方面へ行ってきました。
地震発生後、TVで津波が押し寄せている名取市東部沿岸地域を見て
言葉を失ってしまいました。
本当の映像なのかと疑ってしまいました。
名取市・岩沼市近辺は、リプランでも取材させて頂いたお宅がたくさんありました。
思い出深いお施主さまもおりましたので心配でした。
また私は3ヵ月に一度、本社出張のため仙台空港を利用してました。
とても愛着のある空港であり、空港に行くときは「こだま駐車場」を利用してました。
こだまさんのスタッフさんは、いつも元気でとても親切でした。
すっかり顔なじみになってました。
避難できたのか、大丈夫だったのか気になっています。
この仙台東部道路は仙台平野東部にあって南北に貫く高速道路です。
ほぼ海岸線と平行しています。
今回の大津波では多くの方々が、
この東部道路に駆け込んで一命を取り留めることができました。
東部道路が周辺より高い盛り土構造(約6メートル)だったのが幸いしたとのことです。
しかし、高速道は指定避難所になっているわけではありません。
それでも現実に多くの人たちが1メートルくらいのフェンスをよじ登り、
のり面を駆け上がって難を逃れたと新聞に書かれてました。
また、この東部道路はがれき混じりの海水が
西側市街地に入るのも防いでくれたそうです。
とくに沿岸部を走る高速道路など
震災時の一時避難所として検討してほしいですね。
名取市美田園地区。
この地区も東部道路を挟んで東側に位置する街ですが、
パッとみた感じ住宅倒壊の被害は見られなかった。
仙台空港。
海岸から600mくらいの位置に空港があります。
自然の力の凄さと怖さを感じました。
空港1階はハチャメチャでした。
そして、一番気になっていた「こだま駐車場」。
看板は建っていたけど建物は基礎部分が残っているだけ。
どうかご無事でいてほしい。またいつか会える日を願っています。