Replanのマスコットキャラクター「リプランくん」がおもしろい「人」や「モノ」を調査する新企画がスタートしました!仕事以外の趣味をライフワークにしている人に会いに行き、その魅力を教えてもらいながら、一緒に体験してレポートします。
第1回目はSUDOホームの副社長 須藤芳巳さんに「洞爺湖のご来光撮影」を教わりに行ってきました。SUDOホームの施工写真やニセコ、神仙沼、オロフレ峠、室蘭港などを定期的に撮影している須藤さんに写真の魅力やこだわり、洞爺湖に夢中になる理由などを聞きながらの写真撮影。どんな写真が撮れるでしょうか…。そしてご来光は拝めるのでしょうか…。
集合は朝4時45分。伊達にあるSUDOホームのオフィスで合流し、いざ洞爺湖に向けて出発。道すがら、須藤さんに写真のことを聞いてみました。
「写真を撮るようになったきっかけはなんだったんですか?」
「10年くらい前かなあ。1月末に北欧に行ったとき、昼がすごく短い時期だったから、暗くて街並み・建物の写真を思うように撮る事ができなくて悔しい思いをしたんだよね。帰ってきてから、伊達駅前の「食工房チロル」のマスターからニセコ在住のカメラマン・百瀬さんを紹介されて、以来10年間、毎週土曜日の夜にチロルでのカメラ教室を続けているんだ。カメラ・写真撮影などのテクニック的なことは最初だけで、ほとんどが「感じる心」の人生論だったり、哲学のような話に終始しているんだけれど」
「何を撮るか、どうやって切り取るかというような?」
「そう。人によって感じかたはそれぞれだから、そのアンテナを常に張っていられるかというようなこととかをずっと話してる」
「須藤さんはお客さんや取引先の人向けに『フォトメール』を定期的に配信されていますが、これを始めるようになったのは?」
「フォトメールの当初の目的はSUDOホームの竣工写真をお見せすることだったんだけど、風景写真を撮るようになると、その写真も職員やお客様とのコミュニケーションツールとして使えるのではないかと考えはじめたんだよね。それが7年くらい前のこと」
「実際フォトメールへの反応はありますか?」
「はじめてみると意外なほどにね。仕事のことしか話題のなかった職員と話すきっかけになったり、北海道への移住を長い目でご検討されているお客さまには四季をお伝えできたり。相手のあることだから、データのサイズとかはいろいろ試行錯誤しているけれど」
いろいろお話しているうちに30分ほどで洞爺湖畔に到着。日の出を見るために西側の旭浦という場所へ。「ご来光撮影にベスト!」と須藤さんイチ押しのポイントです。
「写真を撮るときに気をつけていることはありますか?」
「写真は撮るテクニックではなく“感じる心”が大切。とにかく数多く撮って“自分らしい写真”を見つけ出すことが一番大事だと思うなあ。“SUDOさんらしいね”と言われることが一番うれしいからね」
「あると便利なグッズなどはありますか?」
便利なグッズは特にないけれど、必要なグッズはPLフィルターとNDフィルターそして軽く強度のある三脚。三脚がないと風景写真はちょっと難しいかな」
「基本的性能としては、露出・シャッタースピード・フィルム感度(ISO)の組み合わせですべての写真を撮ることができるんだよ。逆に言うとこの3つの性能の組み合わせで表現できないものはない。しかしながらこの組み合わせの奥が深く難しいのが写真の魅力だと思うんだよね。写真そのものを撮ることの喜びもあるけれど、そのシーン中に自分も居られるっていう幸福感に魅力を感じることも大きいかなぁ」
6時すこし前からあたりはどんどん明るくなり、3人は思い思いに撮影をすすめます。湖の上には雲がかかっていますが、雲に反射した光がかえって幻想的な雰囲気をもたらしています。空も雲も湖面も一瞬ごとに変化していく様子が美しく、目が離せません。
「さっきお話していた『フォトメール』は撮るところから送るところまで須藤さんがやっているんですよね?」
「写真は『撮る』ところまででは半分で、その先に大切な現像という工程があるよね。いわば浮世絵の彫師と刷師の関係のような。フィルムの時代は自前ではモノクロしか現像をすることができなかったけれど、デジタルであれば画像ソフトでカラー現像することができる。写真と同時にフォトショップも習うようになったので、自分でもその行程ができるようになったんだ。フォトショップを使うことでパソコンも使い慣れたし」
「フォトショップからパソコンはじめるっていう人はなかなかいませんよね(笑)」
そうこうしているうちに、いつのまにか雲が薄くなり、ついにご来光が!「やったー!」「太陽だ!」とはしゃぎながら夢中でシャッターを切ります。中島の一番高いところより少し右側に出た太陽が湖面に映り、それが反射して湖面に光のラインができています。
「今日の自然劇場はここまで」
「今日はどうもありがとうございました!」
「洞爺湖はドーナツ型をしていて周囲を車で回ることができるのがいいところ。朝日も夕日も、順光も逆光のポジション取りも思いのままだからいろんな角度から楽しめると思うよ」
「また来ます!」
さて、3人のご来光写真はうまく撮れているでしょうか?3人の撮った写真はこちら↓
※写真をクリックすると拡大します。
須藤さんの撮った写真
藏本の撮った写真
リプランくんの撮った写真
須藤副社長のフォトメールはコチラ
www.sudo-con.co.jp/sudohome/sudo_gallery/index.html
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