イベントレポート:2012/2/19 建築家住宅バス見学会・パナソニックリビングショウルーム見学
2012年03月14日 / by : replanmin / category : イベントレポート - お知らせ
今回で5回目となる「建築家住宅・バス見学会&家づくり相談会 INパナソニックリビングショウルーム札幌」。心配されたお天気も前日の大吹雪から一転、暖かい晴天の日となり、家づくりを考える13組21人の方々にご参加いただきました。まずは2組に分かれて、パナソニックリビングショウルーム見学ツアーに出発。その後バスに乗って2軒の住宅を見学したあと、ショウルームに戻り、建築家のトークショー、さらに残って熱心に個人相談されている方もいらっしゃいました。
見学させていただいた建築家住宅は一般のご家庭。休日にもかかわらず、快くお迎えいただき、さらに見学者からの質問にも大変丁寧にお答えいただきました。おかげでとても参考になる充実した見学会となり、見学者のみなさんも大変感謝していらっしゃいました。この場を借りて、お礼申し上げます。
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パナソニックリビングショウルーム見学
まずは実際にキッチンや照明などの商品見学からスタートです。
協賛:パナソニック株式会社 エコソリューションズ社
パナソニックリビングショウルーム札幌
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キッチン
料理はもちろん、お手入れから収納、デザインまで、パナソニックならではの発想と先進機能が凝縮された「リビングステーション」。人が集まる・家族がつながる・未来へとつながる「リビングや家族」の中心になるキッチンです。適材適所の高効率収納によって料理がはかどるスムーズな動線や、形状・素材・表面加工に触れて、おそうじラクラクを体感。豊富なバリエーションから、調理スタイルや好みに合わせて、最適コーディネートが可能なのも魅力です。
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太陽光発電
パナソニック独自の技術でハイブリッド構造化した、高効率発電「HITシリーズ」。業界最高水準の発電量(太陽光発電システム容量1kWあたりの年間予測発電量 2011年9月現在)で、従来よりも少ないパネル枚数の設置で済むため、スペースが小さな屋根でも十分な電気を創れます。また、設置枚数が減らせるため、屋根への重量負担が大幅に減少しました。近年、注目が高まる太陽光パネルについて、熱心にメモを取る参加者の方もいました。
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あかり
豊かなあかり空間を実現する「シンフォニーライティング」。お部屋をシーリングライトひとつで照らすのではなく、いくつかのあかりを組み合わせ切り替えて照らす、1室複数灯の提案です。LED、蛍光灯、白熱灯、ハロゲンランプについての基礎知識を知り、お部屋の形やさまざまなシーンに合わせてあかりを配置し切り替えると、必要以上に点けないことで省エネにもつながると、大いに参考になったようです。
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トイレ
撥水に優れた「有機ガラス系新素材」のトイレ「アラウーノ」。台所用合成洗剤(中性)を約3ヵ月に1回補充するだけで、洗浄の度に掃除をしてくれます。同じ素材のお風呂「ココチーノ」は、酸素をたくさん含んだミクロの泡「酸素美泡湯」が全身をやさしく包みこみ、冷え性や美容に良いと説明を受けると、女性の参加者だけでなく、男性も興味津々でした。
参加されたみなさんからのコメント(抜粋)
- とても見たかったクッキングヒーター(3連ワイド)やトイレ等詳しく説明してくださり、良さがもっとわかりました。
- 最新の設備機器が見学できたのがよかった。
- 正直、最新のものには興味がなかったのですが、ショウルームは、高さや幅など体感できることがわかり、今後も利用したいと思いました。
- 照明の説明がとても参考になりました。
- 水まわりは一般的なもので良いと思っていたが、自分の知らない便利な商品があり勉強になった。
- ショウルームツアーでは「進化してるなあ」と感じました。
パナソニックリビングショウルームHP:http://sumai.panasonic.jp/sr/
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見学事例 [1]「HONEST-HOUSE」
前面道路に対して大きく腕を広げたような印象的なエントランスのAさん宅。ガルバリウム鋼板の外壁がモダンな雰囲気です。車庫にも出入り口がある玄関はゆったりと広く、大人数の来客も受け入れられるおおらかな造り。中庭からの採光が室内に明るさと、高断熱の躯体に暖かさももたらします。何よりも、「いい家が出来ました」というAさんの言葉で、見学しているみなさんの表情まで明るくなっていました。
<事例概要>
設計/ATELIER O2・大杉 崇
江別市・夫婦30代
木造2階建て
延床面積47.33坪(1F:38.46坪・2F:8.87坪)
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見学事例 [2]「真駒内土間のある家」
デザインセンターに何度も参加されていた建て主のBさん。アウトドアが大好きという活動的な生活が、さらに大きく膨らんでくるような素敵な住まいが完成しました。玄関から続く土間には薪ストーブがしつらえられ、自然派らしい楽しい住まい。デザインは落ち着きがありながら変化に富んでいて、自然を感じる庭がさまざまな生活シーンに生かされています。家について楽しく語ってくれる様子が、いい建築家との出会いを物語っていました。
<事例概要>
設計/(株)遠藤建築アトリエ・遠藤 謙一良
札幌市南区真駒内・夫婦40代
木造2階建て
延床面積45.22坪(1F:38.62坪・2F:6.6坪)
参加されたみなさんからのコメント(抜粋)
- 住宅見学の時、その前にショウルームで説明してもらったポイントなど役に立ち、より十分に見学できた。
- 建築家の話はもちろん、住んでいる人の生活のお話が聞けたのが貴重な体験でした。
- 初めて建築家設計の住宅を拝見して、今まで見てきた住宅とは違う雰囲気を感じました。
- デザインも良いし、必要なものをそのご家庭に合わせてつくられているのが素晴らしいと思いました。
- 金額など具体的な話が聞けたのが良かったです。
- 建築家が何をどう考えながら家づくりをしているかが少しわかったのでよかった。
- オーナーの趣味を生かしたところが多いのが良いと思った。
- 細部のこだわりや光など自然エネルギー活用でランニングコストのことも考えていて「いいなあ」と思いました。
- 開放的でとても暖かい、ということが実際にお宅に行ったからこそ感じられてよかった。
- 光熱費など、住んでいる人にリアルな数字を聞けて参考になった。
- 光・スペースの使い方もプロの考えが参考になりました。
- 2件の住宅の比較が出来てよかった。
- アイデアに富み遊び心や実用性を重視していたものが多く、参考になりました。
- 建築家ならではのアドバイスを頂きながらの家づくりで、施主様もとても満足していたのを感じました。
- 庭、外、中間的空間、これから実際にそのような家づくりをしたいと考えていたので参考になりました。
- とても勉強になり建築家さんとの距離が近く感じられてよかった。
- 建築家や住んでる人に直接質問でき話が聞けて非常に勉強になった。
- 土地の短所を設計の力量で補うことができるということがわかり、驚きました。
- 雑誌に載っているような住宅を見学できて、自分の家を考えるための良い参考になりました。
ショウルームと建築家住宅を見学し、実際に「個性豊かな住まい」を体験されたみなさん。その家づくりの良さをもっと知りたいとトークショーに参加。Replan編集長からの「直接建築家に聞きにくい質問は、私に言ってください(笑)。恥ずかしさは引き受けますよ」との言葉に、いろんな質問項目が寄せられました。そうした質問を中心に、ユーモアいっぱいに、「建築家との家づくり」について話が展開。笑い声の絶えないトークショーとなりました。
途中からはパナソニックのスタッフの方も参加。注目のLED照明を使った照明計画についての建築家の考えなど、興味深い話が次々とでて、皆さん最後まで熱心に聞き入っていました。
その後、個別の相談も行われ、具体的なお話もあったようです。素敵な家づくりをお祈りしています!
参加されたみなさんからのコメント(抜粋)
- 建築家に面と向かって聞けないことを、トークショーでは司会者が代わりに聞いてくれたのがよかった。
- 家を建てることに不安がいっぱいでしたが、色々なお話を聞いているうちに楽しみになりました。