イベントレポート：2009/12/12 建築家住宅バス見学会・パナソニックリビングショウルーム見学
2010年03月15日 / by : replanmin / category : イベントレポート
Replanがプロデュースする建築家との家づくりシステム「北のくらしデザインセンター」で行われた、住宅見学会とパナソニックリビングショウルームの様子をご紹介！
2009年12月12日（土）第３回「建築家住宅＆パナソニックリビングショウルーム・バス見学会」が実施されました。
「建築家住宅・バス見学会」も、今回で3回目。12月という何かと忙しい時期にもかかわらず、10名の方にご参加いただきました。見学したのは、施工途中の家も含めて4軒。その後、パナソニックリビングショウルームにもお邪魔して、あかりや水まわりの商品をショウルームスタッフの方々に説明してもらいました。
ここでは、当日の見学会の様子をご紹介します。※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。
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木材の風合いを楽しむ住まい
設計／小室 雅伸
1軒目は、1階部分が傾斜地にスポッと埋まっている住宅。土の中に入ることで安定した熱環境が得られるのだそうです。1階に案内された一行を前に、早速、窓や壁・床・天井の表面温度を測ってみせる小室さん。ほぼ温度差のない空間を、自分の目で、肌で体感することができました。
木材がふんだんに使われた室内の中でひと際目を引いたのが、階段の踏み板。木目の美しさは感動ものです。内装仕上げは必要最小限に抑えられ、外壁として張られている木材には塗装をせず、経年変化を楽しめるようになっていました。
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自然の力を利用するパッシブ換気暖房
設計／大杉 崇
雨まじりの雪が降るなか到着したのが、大杉さん設計の住宅。こちらも傾斜地に建っていて、家の2階に玄関があり、LDKなどのパブリックな空間が集約されていました。リビングとダイニングの間に設けられた段差がベンチのようで、そこに腰掛けながら、この家の特徴を解説してもらいました。特にイニシャルとランニング両方のコストを考えた上で採用したという「パッシブ換気暖房」は、聞き慣れない仕組みとあって参加者は熱心に耳を傾けていました。
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鉄筋コンクリート住宅の施工現場を見学
設計／圓山 彬雄
午前中最後の見学は、3階建ての鉄筋コンクリート造住宅の施工現場です。現場といっても、壁や天井はもちろん、間取りがわかるところまで出来ていました。中に案内され、まずはこの家の躯体の説明から。外断熱工法で建てられており、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるそう。
その後は、部屋の一角が半円形になっているタイル張りのバスルームに感嘆の声をあげたり、子ども部屋のリビングを覗ける丸窓から実際に顔を出してみるなど、足の踏み場や頭上に気をつけながら住宅内を見てまわりました。
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ガラス張りの展望室のある家
設計／日野 桂子
小1時間ほどバスに揺られて到着したのが、最後の物件。家が高いコンクリート塀に囲まれていて中がよく見えないだけに、気持ちが一層高ぶります。室内に入ってみると、広い庭を囲んだコートハウスになっていました。高い塀のおかげで外が気にならず、カーテンを付けずに暮らせるのはうらやましい限り。
2階にあるのは四方がガラス張りになった展望室のみ。周りには大きな2本の川が流れており、視界を遮るものが何もない、開放感いっぱいの贅沢な空間となっていました。
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パナソニックリビングショウルーム見学
住宅見学を終えたバスはパナソニックリビングショウルームに到着。7名の建築家と合流し、早速2グループに分かれて見学をスタートしました。
協賛：パナソニック電工 株式会社 パナソニックリビングショウルーム札幌
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キッチン
こだわりのある人におススメという、リビングステーション・Lクラス。カウンター部分に自動で昇降する食器の水切り棚が設置でき、使用時には所定の場所からせり出し、使わない時にはすっきりと仕舞うことができます。安全設計により、棚を下げる時に子どもが手を挟まないような配慮がなされ、建築家が実際にその性能を試す場面もありました。
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あかり
リビング・ダイニングを再現したブースに入り、実際の照明効果を体感。蛍光灯、白熱灯、LED、ハロゲンランプをそれぞれ赤いリンゴに当てて、どれが一番おいしそうに見えるかを実演する場面は、まるで実験をしているかのような楽しい時間。このほか、部屋を一つの照明器具で照らすのではなく、複数で照らす「一室複数灯」も、大いに参考になったようです。
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宅内LAN配線計画
いまやパソコンだけでなくテレビやゲーム機にもLAN端子があり、どの部屋からでもインターネットに接続できる環境が求められています。そこでショウルームでは、新築やリフォーム時にあらかじめ「配線計画」を立てておくことをおすすめしているそうです。最大で7ヵ所も接続できるLANパネルがあるなど、これからの時代に必須ともいえる設備とあって、真剣に聞き入っていました。
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バスルーム＋α
紹介してもらったのは「ココチーノ」という商品。その名のとおり、心地よいバスタイムを提供してくれる浴室です。冷え性や美容に良いとされる「酸素美泡湯」に腕を入れてみたり、清掃性や浴室の断熱性能にも触れながらお話をしていただきました。
建築家たちが、近くにあった「ホシ姫サマ」を使ってみる場面も。
パナソニックリビングショウルームHP：http://sumai.panasonic.jp/sr/
建築家住宅・バス見学会は、今後も行う予定です。開催のご案内はHPにて発表、当センター会員の方にはメルマガ等でもお知らせいたします。
