住宅雑誌Replan（リプラン）

　Ｋさんご夫妻は、お子さんの小学校入学を機に新築を決意。数ある選択肢の中から、知人に紹介された地元ビルダーのタカコウ・ハウスをパートナーに選びました。「決め手になったのは大手ハウスメーカーにはない柔軟性や自由度の高さ。自分たちの希望を叶えてくれそうだと思いました」と奥さんは言います。
　本や雑誌などで家づくりの勉強を重ねたというだけあり、新居にはご夫妻のこだわりが満載です。アレルギーを持つお子さんのために内装材から吟味し、火山噴出物のシラスを原料とした塗り壁やフレンチパインの無垢床など、自然由来のものをチョイスしたのもその一つ。柔らかな曲線を多用し、アイアンやレンガタイル、ガラスブロックといった個性的な素材でアクセントを添えたナチュラルフレンチなテイストも、お二人のイメージどおりです。
　そしてひときわ存在感を放つのが、たっての希望で導入された薪ストーブ。「家の中心に据え、吹き抜けを設けるなど、薪ストーブの効率を最大限に生かすことを設計の一番のポイントに置きました」と専務取締役の髙橋晃樹さんは語ります。その言葉どおり、「２階までしっかりと暖まります。夜、薪をくべると朝まで暖かいんですよ」と奥さん。ご主人も「ほっとする暖かさなのがいいですね。炎を見ていると心が和みます」とご満悦です。
　「家で過ごす時間が増えた」というのもまさに納得。たくさんのお気に入りが詰まったわが家で、くつろぎの時間を楽しんでいるご一家です。