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家づくり安心知識

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STEP1 資金計画をたてよう


家づくりの準備で、最も重要なのが資金計画。マイホームの実現には、何にいくらかかるのか。いつまでにいくら準備すればいいのか。賢く貯めて上手に借りるために、できるだけ早いうちからしっかり計画を立てましょう。


建築費以外に何がかかる?


諸費用の内訳と目安

住宅を取得する際には、建築や購入費以外にも、各種税金や登記費用、保証料、火災保険料など、さまざまな諸費用がかかります。諸費用の額は、おおむね物件価格の5%前後が目安。例えば土地・建物合わせて3000万円の住宅なら、5%の150万円程度が諸費用となります。

〈取得時にかかる費用〉
●印紙税…契約時に貼付
●登録免許税…土地、建物それぞれの登記の際に課せられる税
●登記手数料…土地や建物の登記手続きの際に、土地家屋調査士や司法書士に支払う費用
●仲介手数料…不動産売買の際、仲介の不動産会社に支払う手数料

〈ローン契約時にかかる費用〉
●印紙税…ローン契約の際に貼付
●融資手数料など…事務手数料、残高証明郵送手数料など
●ローン保証料…フラット35では不要
●火災保険料…ローン返済期間中の保険料を一括で支払うのが一般的
●地震保険料…掛ける場合は火災保険とセットで
●登録免許税…抵当権設定登記の際に課せられる税
●登記手数料…抵当権設定登記手続きの際に、司法書士に支払う費用
●団体信用生命保険料…ローン借入者が加入する生命保険

〈取得後にかかる費用〉
●不動産取得税…取得時のみかかる
●固定資産税…毎年かかる
●都市計画税…毎年かかる
●団体信用生命保険料…毎年かかるが、元金が減った分、保険料も下がっていく

COLUMN「万が一の事態に備えて住宅の保険について考える」

 もしも大切なマイホームが、台風や地震などの自然災害で損害を受けてしまったら…。被害額が大きい場合、日頃の貯蓄だけで備えるのは困難。そこで大きな味方になってくれるのが火災保険と地震保険です。

●火災保険とは●
 「火災で家が燃えたときの保険」というイメージがありますが、火災以外にも落雷、風、ひょう、雪災などの自然災害も補償。保険は「建物」と「家財」それぞれに掛けます。保険のタイプや保険会社によって補償の範囲が異なるので、よく比較検討しましょう。

●地震保険とは●
 火災保険でカバーされていない、地震が原因の火災・損壊などは、地震保険への加入が必要がです。地震保険単独では加入できないので、必ず火災保険とセットで加入します。火災保険と同様に「建物」と「家財」それぞれに掛けます。保険金額は、契約している火災保険金額の30〜50%の間で設定されるため、家が全壊しても保険金だけで家を建て直すのは困難なのが実情。ですが、保険は万が一の備え。家計が許すなら入っておくと安心です。

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家づくり安心知識は、Replan北海道 vol.80Replan東北 vol.20に「家づくりスターターズBOOK」として付録されております。

※もっと詳しく資金計画について知りたい方は、Replan北海道本誌の「マイホーム知っ得マネープラン」をご覧ください。

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