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南欧風の外観。レンガはオーストラリアから直輸入。
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やさしい普段着のような、おしゃれ感
高性能を兼ね備えた
南欧風デザインの家 |
住宅をはじめ店舗なども多く手がけ、設計力に定評のあるジェイ・ホーム。欧米の優れた技術や性能を取り入れながらも「日本の家」にこだわり、地域の気候風土を第一に考えた家づくりに徹しています。今回は、そんなジェイ・ホームの提案がふんだんに盛り込まれたモデルハウスを訪ねました。
屋根に西洋瓦、明るいイエローの外壁に一部レンガを使った、南ヨーロッパの雰囲気漂う外観デザイン。設計担当の瀬川さん曰く、「肩ひじを張らない、おしゃれな普段着のようなデザインを心がけています」。インテリアには、ポイント的に配されたガラスブロックやガラスの飾り棚など、さりげなくしゃれた演出も。珪藻土や無垢の羽目板といった、健康・環境面に配慮した自然素材の使用も特徴です。 プランは、建具をできるだけ少なくし、リビングに大きな吹き抜けを設けるなど、空間の広がりを意識した開放的な構成。このような造りにできるのも、設計力はもちろん、性能面での実績と自信があるから。外断熱を取り入れた2×4工法と木製トリプルガラスサッシで、高い断熱・気密の施工技術により、家中どこでも快適な温かさを保ちます。24時間計画換気システムも導入しています。さらに、床下に室内の空気を通してから外部へ換気する方法も採用。これにより、床面がほんのりと暖かくなり、床下も常に換気されるため良い環境を確保できます。 優しいデザインで、地域に根差した高性能住宅にこだわるジェイ・ホームの精神を集結した住宅です。 |
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ダイニングから見るリビング。写真奥の和室と玄関から空間が続く。床はサクラのフローリング、壁は珪藻土塗りと一部に米松の羽目板を使用。 |
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2階ホールからリビングを見下ろす。 |
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玄関。写真正面の戸の奥は収納。
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キッチン。勝手口は標準装備。
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洗面。来客が使うことも配慮して、片づきにくい脱衣所とは、あえて一緒にしていない。
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2階の寝室。
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2階ホール。リビングの吹き抜けから暖かい空気が上がってくる。書斎コーナーを設置。
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ダイニングからキッチン方向。
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カジュアルな造りの和室。縦に3つ配したガラスブロックには、押し花をはめ込んで粋な演出。
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■建築データ
構造規模/木造・2階建て、延床面積/135.40m2(約41坪) <外部仕上げ> 屋根/モニエル瓦 外壁/防火サイディングの上にスタッコ塗装一部レンガ 具/玄関ドア:木製断熱ドア、窓:木製サッシ(トリプルガラス) <特徴的な内部仕上げ> 床/チャイニーズチェリーフローリング(蜜蝋仕上) 壁/珪藻土・米松羽目板 天井/エコクロス <断熱仕様> 基礎・壁/ビーズ法ポリスチレン60mm 土間/ビーズ法ポリスチレン45mm 天井/グラスウールブローイング250mm ■工事期間/平成15年4月〜7月(約4ヵ月) |
前回ご紹介の家はこちらです |
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