スタッフWataの震災レポート/大切な子どもたち

今週は比較的暖かい日々が続いてます。
避難所で生活している方々も外に出て少しは
リフレッシュできるのではないでしょうか。
でも寒暖の差が激しいので、どうぞお体には気をつけてください。

さて今日は救援物資として文房具を学校へ提供してきました。
ニュースでもご存じの通り、石巻市大川地区は津波によって
壊滅的な被害を受けました。我が家の隣地区です。
北上川の堤防沿いに大川小学校がありました。
河口から3キロ上流の場所。津波の危険は感じにくい土地でした。
しかし、堤防を突き破ってきた津波に生徒、先生達が犠牲になってしまいました。それでも生き延びてくれた大切な子供達がいました。
家が流されてしまい、4月から使うはずだった新しいランドセル、
文房具など全て流されてしまいました。

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110330t11017.htm

そこで、我が河北地区の方々が協力し合い、
家庭で眠っている文房具などを集め寄付することになりました。
新しい物を買い揃えてあげることは出来ないけど、
娘の六年間使ったランドセルをできる限り綺麗に磨き、
その他、ノート、鉛筆、筆入れなど寄付させていただきました。
お恥ずかしい話ですが、けっこう未使用な文具がたくさんあり、
いかに贅沢なことをしていたかがわかりました。
この震災で物がどれほど大切かを親子共々痛感させられています。
この思いは、どんなに時間が経っても忘れないでいきたいです。
大川小学校の子どもたちは、娘の卒業した小学校を間借りして
授業を再開するそうです。
自分たちの学校だと思って明るく元気よく過ごしてほしいですね。
私たち大人はずっーと君たちを見守っていくよ。

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