岩手県の小菅工務店様より情報をお寄せいただきました。
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<地震後の機器の状況について>
今回の地震で吊り戸棚や食器戸棚に付いている耐震ラッチを
解除できないお宅が結構ありました。
特に高齢者の方はかなり丁寧に説明していたつもりでも
覚えていないようです。
タカラスタンダード製の物は叩くなどすればすぐに解除されます。
パナソニックの製品は手前に2㎝位出た状態で止まっていて
やはり叩く、押し込むなどして解除
ただこの時手前にずれ込んでいる食器を壊さないよう気遣う
必要があります。
エコキュートや電気温水器はタイマーがリセットされていて
時刻の再設定が必要だったりしました。
(そのせいか沸き上がっていなかった)
自動お湯張りの設定量もリセットされていてあふれさせる方
も多数いました。
FFヒーターで給油配管でタンクと繋がっているお宅では燃料が
あるにもかかわらず着火しない等のトラブル
本体のどこかしらにリセットボタンがありそれを2~3回
押すと直ります。
しかしこのリセットボタンが分かりづらい
フィーターのネジを外し、カバーを開けた内部にあったりして
お客さんを困らせます。
灯油ボイラーなども同じ事が言えます。
いずれ今後、災害時でも、もっと簡単に復帰できるユニバーサルデザインが
求められるような気がします。
安全面の壁はあるでしょうが・・・